7月に観光列車を運転再開

四国旅客鉄道

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2020.06.17

四国旅客鉄道(JR四国)は2月以降、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、5月の鉄道運輸収入は前年比78%減だった。観光に欠かせない交通の一役を担うべく、6月1日から駅や旅行代理店であるワープ支店の通常業務を再開。四国内の観光施設と連携した取り組みとして、日帰りや県内完結の旅行プランを提案していくという。窓口へのビニールカーテンの設置、列車内の消毒・換気、従業員の検温とマスク着用などの感染防止対策に取り組む。

7月4日(土)からは観光列車「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」を運転再開、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」の運転を開始する予定だ。同社は「新型コロナウイルスの蔓延が収束し、観光分野にも着実に復興が進むことを願っているが、完全に安全であるとはいい難い状況。お客様や従業員の安全確保を第一に、観光振興に取り組んでいきたい」としている。

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