3月3日からIruCaエリアで 10種の交通系ICカードが使用可能に

ことでん

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2018.03.01

駅などに掲示されたポスター

駅などに掲示されたポスター

電車やバスを利用する時、小銭を用意したり行き先の運賃を調べたりする面倒もなく、改札にタッチするだけの便利さから全国的に利用が広がっている交通系ICカード。ことでんエリアでは、現在使用されているIruCaに加え、3月3日の始発から新たに10種類のICカードが利用可能になる。

ことでんのキャラクター 「ことちゃん」とフリーIruCa

ことでんのキャラクター
「ことちゃん」とフリーIruCa

利用できるのは「Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca」「TOICA」「PiTaPa」「ICOCA」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」。カードは、高松築港、瓦町、太田、長尾、八栗など14カ所の駅でチャージできる。サービス開始の3月3日、ことでん瓦町駅2階コンコースで10時~オープニングセレモニーを実施。ICOCAのキャラクター「カモノハシのイコちゃん」と、ことでんのキャラクター「ことちゃん」のテープカットのほか、セレモニー終了後にことでんを利用した先着200人にオリジナルデザインの瓦せんべいが無料配布される。

今回のサービス開始について「香川を訪れる観光客からも、ことでんエリアでほかのICカードを使えるようにしてほしいという要望は高く、それに応える形」と高松琴平電気鉄道鉄道事業本部政策部リーダーの平尾仁志さんは話す。

現在、IruCaカードはフリー、65歳以上が利用できフリーより割引率が高いシニア、高松市と綾川町と連携し70歳以上は運賃半額となるゴールドなど7種あり、発行枚数は現在までにのべ39万枚。運賃支払いだけではなく、提携している飲食店や商店街の店舗、行政サービスなど約190カ所の支払いにも使用できる。「今後もカードのサービスを広く知ってもらうと同時に、提携店舗を増やすなど利便性も高めていきたい」と平尾さんは話す。
〈問い合わせ〉TEL087・863・7300 高松琴平電気鉄道政策部

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