ペルシャ遊牧民と小学生が交流

手作り家具工房すぎむら

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2018.10.29

児童にカシュガイ族の暮らしぶりを話す杉村さん

児童にカシュガイ族の暮らしぶりを話す杉村さん

10月29日(月)、手作り家具工房すぎむら(観音寺市)が、ペルシャ(イランの旧名)の遊牧民・カシュガイ族と観音寺市立豊田小学校の児童との異文化交流会を開催した。

カシュガイ族はシラーズという地域に住み、手織りじゅうたんの「ギャッベ」づくりを得意とする。すぎむらではカシュガイ族が織るギャッベを扱っており、毎年、同様の交流会をおこなっている。
カシュガイ族のサリメさん(左)とファティメさん

カシュガイ族のサリメさん(左)とファティメさん

すぎむらを訪れた同小学校の6年生23人は、カシュガイ族の衣食住について、工房の代表・杉村高志さんから説明を受けた後、一人ずつじゅうたん織りを体験した。体験後に「一つ一つの作業は難しくなかったけれど、長時間続けるのは大変かも」と話す児童も。

杉村さんは「カシュガイ族は気温45度の中、電気も水道もないテント暮らしをしています。厳しい環境で手間のかかるものづくりを続ける彼らの生活に触れることで、子どもたちも何か感じることがあるのでは」と話した。

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