契約者に運転マナー再点検を促す

三井住友海上

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2018.12.12

 三井住友海上高松支店では、10月から契約者に運転マナーの再点検を促す取り組みを始めた。香川県警と香川県指定自動車学校協会と連携し、県内16の自動車教習所の運転マナー講習に誘導する。
 同社では2015年から「気をつけて運動inさぬき」を実施。契約手続きのときに、交通事故の現状や運転時に気を付けるポイントなどの情報チラシを配布して注意を喚起してきた。今回の取り組みはさらに1歩踏み込み、事故を起こすと保険料が上がることを更新時に伝えながら、自動車教習所の一覧も掲載されたチラシを手渡す。
 2016年6月にJAFが実施した調査では、香川は「思いやりを持ち、交通マナーを意識して運転しているか」の問いに「意識している」と90%以上が答えたのに対し、自分が住む地域の交通マナーが「悪い」「とても悪い」と答えた合計が80%と全国トップ。「自分だけは大丈夫と思っている人も多いのでは。意識と実際のマナーにギャップがあると考えたのが、今回の取り組みのきっかけ」と高松支店長・森清友樹さんはいう。今後は、取り組みを四国内に広げることも検討中だ。
 また、同社ではドライブレコーダー付きの自動車保険を発売(保険始期2019年1月1日以降)。契約すると付いてくる専用ドライブレコーダーを搭載すると、事故時には衝撃を自動検知し位置情報や事故映像が自動送信される上、レコーダーを通じてオペレーターと直接やりとりでき、レッカー車の手配などもしてもらえる。

 「とにかく事故をなくす取り組みを今後も続けていきたい」と森清さんはいう。

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