北浜に新たな場「サロンブルー」が4/10オープン

D.N.A

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2019.04.09

事業報告

デザイン

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2001年、北浜の古い倉庫街にカフェ「umie」をオープンさせてから、ギャラリー「デザインラボラトリー蒼」、伝統工芸品や若手作家が手掛けたモノなどをセレクトした「北浜ブルーストーリーズ」を運営してきた、デザイン会社D.N.A代表･柳沢高文さん。その新たな取り組みとなる「サロンブルー」が4月10日、北浜にオープンした。

これまでの活動を通し、ミュージシャン、アーティスト、職人、料理人…など多くの人と出会い刺激を受けることで、香川の風景、文化の素晴らしさを再発見。それを伝えるためにデザインで何ができるのかを考え続けてきたという柳沢さん。「香川の魅力を、ただモノを売るだけではなく、じっくり感じて気付いてもらえる場をつくりたい」と始めたのがサロンブルーだった。

丸亀うちわを使った照明

まず目を引くのは、木桶の技術を生かしたカウンター、漆の器や丸亀うちわを使った照明、庵治石のドアノブといった伝統工芸の新しいカタチ。それらと鉄、ガラス、布、音楽といった作家たちの作品が絶妙に溶け合い、居心地のいい空間を作り出している。

漆の器も照明に

香川の素材を味わえるピザ

香川の食も楽しめる。素材を味わってもらいたいと、地元野菜や柑橘類をふんだんに使ったピザをはじめ、地酒、地ビールとそれに合うちょっとしたおつまみもある。

「伝統文化と作家たちの生み出すモノ、そこに集まる人達、目の前にある海…それらが互いに影響し合い、また新しい何かが生まれる場になれば」と柳沢さんはいう。

高松市北浜町5-5-5階。TEL.087･813･0204。営業時間は16～23時、火曜定休。