しょうゆの香りがする筆ぺん発売

鎌田醤油

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2019.06.20

鎌田商事・商品企画課の矢野さとみさん。 手に持っているのが「しょうゆ画伯」

鎌田商事・商品企画課の矢野さとみさん。
手に持っているのが「しょうゆ画伯」

鎌田醤油(坂出市)が4月、しょうゆの色と香りをインクで再現した筆ぺん「しょうゆ画伯」を発売した。文具メーカーの呉竹(奈良県奈良市)と開発したもので、文字や絵を紙に書いてから2週間~1カ月ほどは、しょうゆの香りが残るという。坂出市と高松市にある鎌田醤油の直売所のほか、瀬戸内国際芸術祭の会期中には同祭公式ショップで販売している。春会期中は、公式ショップで予定していた販売数を完売した。

同社は「鎌田ミュージアム」として、敷地内に「四谷シモン人形館 淡翁荘」と「小沢剛 讃岐醤油画資料館」、「鎌田共済会 郷土博物館」を整備。醤油画資料館には、現代美術作家の小沢剛さんが歴史的名画をしょうゆで模写した作品などを展示している。

しょうゆ画伯を企画した、鎌田商事・商品企画課の矢野さとみさんは「醤油画資料館を見学したお客様に『しょうゆで絵を描きたい』といわれることが多く、昨年から体験コーナーを設置しました。より気軽に楽しんでいただけるように筆ぺんを考えました。瀬戸芸に合わせて、若年層の方を対象にした商品をと考えていましたが、絵手紙を楽しむ中高年の方にも、うけているようです」と話す。しょうゆ画伯を使った人からは「本当にしょうゆの香りがする、面白い」との声があった。

鎌田ミュージアムでは、3施設を見学してスタンプを集めると、しょうゆやクリアファイルなどのグッズがもらえるスタンプラリーを常時開催している。
「しょうゆ画伯」はインクの色と 香りでしょうゆを再現している

「しょうゆ画伯」はインクの色と
香りでしょうゆを再現している

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