教員約190人が自転車通学指導について学ぶ

自転車の安全利用促進委員会/自転車協会

News

2023.05.29

5月16日、三木町文化交流プラザメタホールで行われた香川県交通安全教室講習会で「自転車通学指導セミナー」があり、県内の小・中・高校、特別支援学校の教職員約190人が参加した。

主催した「自転車の安全利用促進委員会」と「自転車協会」によると、香川県は中高生の通学時の自転車事故が非常に多く、2021年に発生した1万人あたりの自転車事故件数は、全国で高校生がワースト4位、中学生がワースト2位。

遠藤まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)の講演では、全国の自転車通学指導事例や年齢に合わせた指導法を紹介。「車の運転免許を持っていない中高生は道路標識等を正しく理解できておらず、道路交通法を前提とした指導が必要。万が一事故が起きた際には、ヘルメットの着用有無が被害の大きさの分かれ目になり、保険加入の有無がその後の生徒や家族の人生を左右する」と話した。

参加者からは「保護者からどのような自転車を買ったらよいが相談を受けるので、BAAマークのことを知れて良かった」(中学校教諭)、「教えるための知識が教員側に足りていない部分もあったので、指導のポイントをたくさん知ることができた」(小学校教諭)との感想が寄せられた。

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