予防重視の口腔ケアで
「喜ばれる」歯科像を実現

医療法人社団 しん治歯科医院

column

2025.06.19

開業当時の同院

開業当時の同院

歯と口の健康を守り、自分自身の歯で一生過ごすためには、虫歯などの疾患の「治療」だけでなく日頃の「予防」が重要だ。口腔のトラブルは全身の健康に及ぼす影響も大きいことから、口腔ケアは近年の医科でも重視されている。

しん治歯科の創業者・髙橋伸治さんは早くから予防の重要性に注目し、「予防」や「健康づくり」としての歯科のあり方を積極的に追求した歯科医だ。その根底には、「歯科を治療で嫌な思いをする場所ではなく、人々に喜ばれる場所にしたい」という思いがある。

創業当時はまだ「治療」中心の歯科診療が当たり前と考えられていた時代で、まったく新しいビジネスモデルを確立するために試行錯誤を重ねた。「虫歯を持って生まれる子どもはいない」と、乳児をはじめとする子ども世代に注目。幼少期から毎日の自発的な口腔ケアを習慣づけ、きちんとケアできているかを定期的に医師がチェックするという、全国的にも珍しい予防重視の受診サイクルを確立した。

2000年頃には「予防に力を入れている歯科がある」と広く認知されるようになり、子どものケアを通じて親世代の意識啓発も少しずつ進んだ。2010年頃から本格的な訪問診療もスタートし、「乳児から終末期まで」の長いサポート体制が充実。歯科分野の「予防」にも保険適用範囲が広がったことも受け、着実に通院者数を増やしていった。

幼少期に同院で口腔ケアを身につけ、やがて親となってわが子を連れてくる人も多い。現在の予防目的の来院者は毎月約1500人。彼らのケアを担う約30人の歯科衛生士の中にも、かつて同院に通っていた人たちがいる。その一人、壽賀彩さんは「予防重視の口腔ケアは、歯科衛生士である私たちが主体となれる仕事。人のために働き、感謝されるやりがいを感じています」と語る。

2025年4月、息子の航大さんが院長に就任。学生時代から父の独自性は意識していたと言い、その功績を踏まえつつ、「予防というベースがあるからこそ、治療の分野で医師としてできることがあるはず」と自分なりのあり方も模索。「予防・治療の両輪で質にこだわりながら、患者さんの長い人生に寄り添うケアを提供したい」と意気込んでいる。
歯科衛生士による定期健診の様子

歯科衛生士による定期健診の様子

医療法人社団 しん治歯科医院

住所
高松市牟礼町原594番地1
代表電話番号
087-845-6644
事業内容
歯科医院、企業主導型保育園
地図
URL
http://shinji-shika.jp/
確認日
2021.05.07

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