「高松しごとプロジェクト」全体合宿開催

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2018.10.19

成果報告の様子

成果報告の様子

 欧米で「文化芸術の創造性を生かした都市の再生」が成功を収めて以来、「創造都市」という都市戦略が注目されている。高松市でも、文化芸術、産業において創造性を生かしたまちづくりを進めるため、2012年から「高松市創造都市推進懇談会」を設置。20年後、30年後を見すえ、市内を中心にさまざまな分野において活躍する40歳以下のメンバー、市の若手職員などが集まった「U40」が、高松の魅力づくりとその発信について議論、活動してきた。
 16年11月からは新たなメンバーを迎え、第3期がスタート。会長・徳倉康之さん(株式会社ファミーリエ代表取締役)を中心に、どうすれば高松が面白い街になるかを模索。現在「パラ陸上事業」「情報発信事業」「たかまつ工芸ウィーク事業」「仕事プロジェクト事業」が進行中だ。
 その一つ「高松しごとプロジェクト」のスタートとして10月6日(土)~8日(月・祝)に合宿を開催した。高松の新しい働き方とは―というテーマのもと10人の参加者が議論した。最終日の成果発表では、高松にかかわりたいという人を増やすため、県外からも高松のまちづくりに関わることができる受け皿づくり、つながる場づくり…といったアイデアが発表された。
 プロジェクトのリーダーを務める瑞田信仁さん(一般社団法人四国若者会議・代表理事)は、アイデア実現には「いかに多様な人を巻き込んでいくかが大切。そのためには、高松への関わり方=仕事の選択肢を増やしたい」という。今後は、アイデアをもとに実証を進め、12月に最終報告を予定している。

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