2019年度の保険料率、香川は10.31%

協会けんぽ香川支部

News

2019.02.28

 主に中小企業の従業員・事業主とその家族が加入している健康保険「協会けんぽ」2019年度の保険料率が3月分(4月納付)から改定される。

 保険料率は、保険料を計算するときに使われる割合のことで、私たちが毎月の給与から天引きされる健康保険料は「報酬水準×保険料率」で決まる(労使が折半で負担)。保険料率が高いほど保険料も高くなるが、保険料率は都道府県単位の医療費に基づいて算出されることから、県によって保険料率に差がある。香川の場合、18年度の10.23%が今回の改定で10.31%と、一人あたりの医療費が高いことを反映して全国で2番目に高くなっている。

 「医療費は、病気の予防や早期発見に力を入れるなどの取り組みで抑制することができます」という協会けんぽ香川支部の美馬崇志支部長。協会では、健康診査や保健指導を受けるよう勧めるほか、健康経営の普及、ジェネリック医薬品ヘの切り替えを奨励するなどの取り組みを進めている。「まずは、一人ひとりが健康に対する意識を高めること。食生活の見直しや運動など、できることから始めてほしい」という。

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