「骨付鳥味」の揚げぴっぴ 発売から1カ月

めりけんや

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2019.05.02

4月1日、(株)めりけんやが「揚げぴっぴ骨付鳥味」を発売した。「揚げぴっぴ」は、うどんを揚げたお菓子で、お土産品として同社の人気商品となっている。従来のしお・甘・カレー味の3種類に骨付鳥味が新たに加わった形だ。

骨付鳥味は丸亀高校の生徒とともに企画・デザインした商品で、100g、410円(税込)。4月の1カ月間で3,000個以上を出荷した。ゴールデンウィーク中の売れ行きも好調だという。2020年3月末までの売上の一部を、丸亀城石垣修復プロジェクトの支援金として寄付する。

丸亀高校の授業の一環で「お土産プロジェクト」をテーマにしていた当時1年生の6人のチームから、新商品開発を提案された。プロジェクトは18年8月から動き出し、高校生のアイデアで、丸亀市の名物である「骨付鳥」の味を再現した揚げぴっぴを作ることになった。パッケージデザインの原案も高校生が考えた。

パッケージには、骨付鳥と丸亀市のキャラクター、丸亀城のイラストを配置。プロジェクトが進む中で、丸亀城の石垣修復に貢献したいというめりけんやと丸亀高校の思いが一致し、売上の一部を寄付することが決まった。

高校生とともに商品を開発した、めりけんや営業部長の長田富雄さんは完成したときに「いい商品ができた、これは売れると思いました」。4月1日の発売日には、高校生がJR丸亀駅で試食販売を行った。

地元の教育機関との商品開発は、めりけんやにとって初めての試み。「今後も機会があればコラボ商品を手掛けたい。骨付鳥味が年間を通して好評の場合、来年4月以降も販売を続けたいと考えています。骨付鳥を食べたことのある人もない人も楽しんでほしい」と長田さん。

揚げぴっぴ骨付鳥味は、香川県内の四国キヨスクの主な売店、高松空港などの土産物売り場、香川県内のめりけんや一部店舗、めりけんやホームページなどで購入できる。

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