抗ウイルス素材を使った春夏用手袋の生産急ぐ

スワニー

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2020.04.06

手袋メーカーのスワニー(東かがわ市)が、抗ウイルス加工を施した素材「クレンゼ」を使った春夏用手袋の生産を進めている。

クレンゼは倉敷紡績(クラボウ、本社:大阪市)が、抗菌成分を繊維表面上に強力に固定化する技術を用いて作るもの。スワニーはこれまで、インフルエンザが流行する冬場の防寒手袋の裏地にクレンゼを使っていた。新型コロナウイルス感染症の発生を受けて、クレンゼで日常遣いができる春夏用手袋を生産することにした。

春夏用手袋は、UVケアなど女性向けの商品がほとんどだったが、今回は男性用も作る。クレンゼを使った手袋は、男性用、女性用ともに、5月上旬ごろ店頭に並ぶ予定だ。同様の素材で、マスクも製造中だという。

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