
活動に共感した2年の池田香蓮さん、三枝明莉さん、田川七衣さんとともに実地調査や取材を進める中で、海の近くに住んでいるのに住民が海への興味が薄いこと、費用の問題から大型ごみが回収されづらいことなどを把握。そこで、海洋ごみアートを活かした水族館を設置し、入館料を大型ごみの処理費用に充てる、という計画を立てた。実現に向けて1日だけ水族館をオープンし、来場者の反応や意識の変化を調べる実証実験も行った。
活動について「水族館の場所を貸してくれたり、鉄工所が水槽を設置する台を無料で作ってくれたりと、地域の人たちのサポートが嬉しかった」と平田さん。「今後は、実験結果を踏まえて実現に向けて何が必要か、費用など具体的に考えていきたい」と池田さんは話す。
これまでの活動は、大阪・関西万博の会場でプレゼンテーションする予定だ。

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