「かがわ総文祭2025」で行われる部門のうち、今回は「音楽」分野の活動を紹介する。
「心がつながった!」瞬間が楽しい【合唱】
現在、合唱部で活動している県内の高校生は約160人。総文祭では、各高校から集まった合同チームで出場するため、これまでに何度か合同練習を行っている。
昔からピアノを習っている坂出高校の竹川ひよりさん(2年)は、音楽が好きで友人に誘われて合唱部にも参加。合同練習の時は「坂出高校独特の発声練習を教えながらみんなで練習したり交流したりできたのが楽しかった」と振り返る。
「ピアノは一人で音と向き合うイメージですが、合唱は大勢と音を合わせる。その分難しいけれど、ぴったり合った時は本当に心がつながったような感じがして嬉しい」と言う。将来は、音楽とは別の道に進む予定。「だから今この時を大切に精いっぱい活動したい。歌がうまくないから、と合唱を敬遠している人も多いと思いますが、総文祭のイベントなどを通して歌は誰もが楽しめることを伝えたいです」。
昔からピアノを習っている坂出高校の竹川ひよりさん(2年)は、音楽が好きで友人に誘われて合唱部にも参加。合同練習の時は「坂出高校独特の発声練習を教えながらみんなで練習したり交流したりできたのが楽しかった」と振り返る。
「ピアノは一人で音と向き合うイメージですが、合唱は大勢と音を合わせる。その分難しいけれど、ぴったり合った時は本当に心がつながったような感じがして嬉しい」と言う。将来は、音楽とは別の道に進む予定。「だから今この時を大切に精いっぱい活動したい。歌がうまくないから、と合唱を敬遠している人も多いと思いますが、総文祭のイベントなどを通して歌は誰もが楽しめることを伝えたいです」。
初めて音を出した時を忘れない【吹奏楽】
県内でも吹奏楽部の活動は盛んで、各高校合わせて約1000人が在籍している。全日本吹奏楽コンクールをはじめ有名な大会もあるが、総文祭の吹奏楽部門では審査がなく、各県から集まった代表がお互いの演奏を通して交流を深める発表の場となる。
高松桜井高校の河野みく桃さん(2年)は、先輩が演奏する姿がかっこいいと思い高校からトロンボーンを始めた。なかなか音を出すことができなかったそうだが、初めていい音が出た時は本当に嬉しかったと話す。
3月に行われた500日前イベントでは、代表生徒として吹奏楽部門のことを紹介した後、所属する高松桜井高校のメンバーと「楽器紹介のためのミッキーマウス・マーチ」を演奏した。大きな拍手や声援を受け、「いろんな人に吹奏楽の魅力を知ってもらえたと思う」と話し、演奏する人と聴く人が一緒に一つの音楽をつくり出すことの心地よさを感じていた。
高松桜井高校の河野みく桃さん(2年)は、先輩が演奏する姿がかっこいいと思い高校からトロンボーンを始めた。なかなか音を出すことができなかったそうだが、初めていい音が出た時は本当に嬉しかったと話す。
3月に行われた500日前イベントでは、代表生徒として吹奏楽部門のことを紹介した後、所属する高松桜井高校のメンバーと「楽器紹介のためのミッキーマウス・マーチ」を演奏した。大きな拍手や声援を受け、「いろんな人に吹奏楽の魅力を知ってもらえたと思う」と話し、演奏する人と聴く人が一緒に一つの音楽をつくり出すことの心地よさを感じていた。
「音楽ってすごい」を伝えたい【器楽・管弦楽】
管楽器と打楽器を使い編成がある程度決まっている吹奏楽に対して、総文祭の「器楽・管弦楽部門」は弦楽器、管楽器、打楽器というオーケストラで出場するチームもあれば、弦楽合奏、ギター・マンドリンアンサンブル、リコーダー、ハンドベルを使うなど、多彩なジャンルの演奏が楽しめるのが特徴。県内にも複数校に部があり、地域のイベントなど様々な場で活躍している。
高松高校オーケストラ部で活動する林真希さん(2年)は、バイオリンにはない低い音色にひかれてビオラを選んだ。「弦楽器は弦を押さえる場所が少しでもずれると音が変わるので難しい。でも押さえ方によって自分で音が作れるということなので、そこが素敵だと思う」。高校から楽器を始めた部員も多いそうだが、「音楽ってすごい」ことを自分たちの演奏を通して知ってほしいと言う。
高松高校オーケストラ部で活動する林真希さん(2年)は、バイオリンにはない低い音色にひかれてビオラを選んだ。「弦楽器は弦を押さえる場所が少しでもずれると音が変わるので難しい。でも押さえ方によって自分で音が作れるということなので、そこが素敵だと思う」。高校から楽器を始めた部員も多いそうだが、「音楽ってすごい」ことを自分たちの演奏を通して知ってほしいと言う。
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