観光、瀬戸芸、まちづくり… 四国、香川の2016年

Prime Person 新春スペシャル企画

Interview

2016.01.07

町で外国人の姿をよく見かけるようになった。近年、めざましい伸びを見せるインバウンド(訪日外国人観光客)。四国でも昨年は、前年より1.5倍増の延べ40万人が訪れ、国は2020年までに年間2000万人のインバウンドを目指している。

今回、ビジネス香川ではプライムパーソンスペシャル企画として、四国運輸局初代観光部長の小幡章博さん、ことでん社長の真鍋康正さん、フランスとの交流に取り組む四国夢中人代表の尾崎美恵さんに、観光やまちづくりについて語っていただいた。

3回目となる瀬戸内国際芸術祭も開かれる2016年。インバウンドをどう取り込み、どのようなまちづくりを目指すべきなのか。トークの中から四国、香川の大きな可能性が見えてきた。

2015年は、みなさんにとってどんな年でしたか。

昨年3月に行われた、訪日外国人2000万人の受入対応四国ブロック連絡会 地域のにぎわいづくりのために、四国運輸局では「バスクマスク」で地域プロスポーツを応援

昨年3月に行われた、訪日外国人2000万人の受入対応四国ブロック連絡会
地域のにぎわいづくりのために、四国運輸局では「バスクマスク」で地域プロスポーツを応援

小幡:四国運輸局に着任して2年目でしたが、インバウンドが急に増えて、観光客が増えて、仕事は忙しくなって。うれしい悲鳴というか、仕事が増える喜びと苦しみのジレンマを感じる1年でした。

真鍋:人が良く動いた1年だったという印象です。電車、バス共に一昨年よりはずいぶん多くのお客様にご利用いただきました。インバウンドという話もありますが、地元側でも少しずつ地域の皆様がライフスタイルの中に公共交通を取り込んでいただいたということが言えるのかなと思っています。

尾崎:15年1月にパリでテロがありましたが、翌2月にパリ日本文化会館でお遍路の講演をすると一番大きなホールがいっぱいになりました。11月にもテロがありましたが、彼らの脅威に屈しないという姿勢にとてつもないエネルギーを感じました。その感覚は私達日本人は持ち得ないものだと思いますし、同時に、この人たちが四国に来たら受け入れる準備は出来ているのかなとも思いました。

インバウンドは国内マーケットの大きなカギになる 小幡 章博さん

外国人のための基準化が必要

その「インバウンド」。四国、香川でもその伸びは顕著です。どのように生かしていくべきだとお考えでしょうか。

真鍋:地図を持ってキョロキョロしている外国人を見たらなるべく声をかけて、「どこへ行きたいの?」という話はするようにしています。最近は「盆栽を見に鬼無に行きたいんだ」というのはよくありますね。日本人には、盆栽はシニア世代の趣味のようなイメージがありますが、海外だと若い人がクールな日本文化の一つとして評価をしてくれる。新しい価値に逆に気付かされますね。

小幡:インバウンドの面白いところは、国内観光にも効くところですよね。外国人は日本人が見逃しているお遍路やお寺、お城の良さを見てくれるし、ルートをきれいに整備することは日本人にとっても良いこと。ボランティアガイドさんの集まりでも話題の中心は外国人対応についてでした。今や国内マーケットはそんなに成長は望めない。そこを補う意味でもインバウンドをビジネスとしてやっていかなければならない。その中で行政として何が出来るか。予算の使い方や人事交流など、観光は分野横断的テーマなので、やることはいっぱいあると思います。

尾崎:特にフランス人は「誰も知らないところに自分だけが行きたい」とか「人が知っているところは行きたくない」と考えるんです。私が取り組んでいるフランス人ブロガーの招へい事業で以前、金刀比羅宮を案内したんですが、彼らは歴史的建造物よりもおまんじゅうやおせんべいを焼いているところ、犬を連れて歩いている人や普通に生活している人に興味がある。彼らは日本人のありのままの習慣や風俗を見たいんです。来日した外国人の中には、日本のことを私達以上に勉強している人もいて、生半可な説明では納得しない「知的探求心」に驚かされた経験がたくさんあります。

小幡:私達も海外旅行をしたら、その土地の人が楽しそうにしているなというところに行きたいですよね。でも、ファミリーレストランには入ることが出来ても、煙がもうもうと立ち込めている焼き鳥屋や居酒屋は入りにくい。言葉が通じなさそうだなとか、メニューや値段も分からないなとか・・・・・・ちょっと勇気が要りますよね。でもそこに何かマークでも付けて、「フォトメニューあり」「ブロークンイングリッシュOK」「チャージは取りません」といったある程度の基準化、リスト化してみるのもいいのでは。お店側も外国の人にも入ってもらいたいけど、どうしたらいいのか分からないというのもあると思います。

尾崎:そのアイデアはいいですね。どんどんやっていただけたらと思います。我々が普通だと思うものに彼らはすごく感動するんじゃないかと思う。お金を落としてもらうために呼ぶという視点ではこれからは伸びていかないんじゃないでしょうか。本当に来て良かった、楽しかったと思えば何度でも来てくれるし、友達も呼ぶし、SNSでも発信してくれる。その繰り返しで四国の認知度も上がっていくんじゃないかと思います。私達が出来ることはまだまだいっぱいありそうですね。

伝統と現代アートを繋ぎたい

今年は、3回目となる瀬戸内国際芸術祭も開催されます。

真鍋:東京から帰郷する前は、瀬戸内の島の位置づけがこれほど変化しているとは思っていなかったので、そのこと自体がとても面白い。インバウンドという文脈でなくとも、外国人が日本を発見し、日本人が後から価値を確認するという逆照射の最たるものが、直島や豊島だと思います。では島に来る彼らが現代アートにしか興味がないか、といえばそうではなく、伝統工芸、寺社仏閣、飲食文化など日本人が元来持つ歴史・文化と現代アート、その両方を楽しみたいと思っている。公共交通機関としても、その二つをうまく繋いでいきたいですね。

小幡:3回目の開催になりますし、ホップ、ステップ、ジャンプというところでしょうか。注目度も高まり、相当な混雑も予想されるので、運輸局でも輸送と宿泊が回るのかなど対策をとる必要があります。一方で、前回の期間中は観光客が海の方に集中したので、アートで来た方をいかに山側に繋ぐか。例えばシャトルバスを港から琴平の方に走らせてみるとか、徳島の祖谷の方に繋いでみるとか、そんなことが出来たら面白いかなと思っています。期待と不安が入り混じった3回目になるのかなというふうに見ています。

尾崎:瀬戸芸を続けていった先に何があるのかということに興味があります。観光の視点から考えて、地域や若い人をどうやって育てていくのか。限られた人たちだけのものにするのではなくて、自由な形で瀬戸芸が広がっていけば、もっと違う形が生まれてくるんじゃないのかという気がします。

学び、出会い、くつろぎ・・・・・物を買うこと以外の価値を提案したい 真鍋 康正さん

若者やお年寄りのたまり場に

10月には、ことでん瓦町駅に複合商業施設「瓦町FLAG」がオープンした。中心市街地の地盤沈下が叫ばれる中、にぎわい復活のカギとして注目されている。ここで、小幡さんと尾崎さんから、瓦町FLAGを運営する真鍋さんに期待や要望が寄せられた。

小幡:商店街に「たのむで」というメッセージが出されているように、本当にそういうことだと思います。私は子供の時、郊外に住んでいたので電車に乗って駅ビルに行った思い出がある。姫路駅まで行って、なけなしの小遣いからプロ野球選手のポスターを買って。子供達が大人になった時に「小さい頃、お母さんに手を引かれてFLAGに行ったな」とか、そういうものになればいいですよね。

真鍋:同じ高松市の中央商店街でも、丸亀町は大人向けショッピングの機能が充実しているので、FLAGでは学生、子供向けあるいは親子連れが楽しめるような機能を充実させたい。オープン後の傾向としては、思った以上に中学生や高校生が来てくれているという印象です。中心市街地で友達同士がとりとめもなく話をしたり、宿題をしたり、何かを発表したりする場所というのは案外少ないんだと思います。中学・高校生の居場所をまちの中にちゃんと作ってあげるということが今までの中心市街地の活性化の中で割と見落とされていた部分なのかなと思うので、そこは積極的に取り組みたいですね。
瓦町FLAGのオープニングセレモニー 瓦町FLAG屋上で開催されたサーカス

瓦町FLAGのオープニングセレモニー
瓦町FLAG屋上で開催されたサーカス

小幡:地域づくりのワークショップ、作品展示や演奏会など高校生に出来ることっていっぱいあります。校舎の中じゃなくてまちに出て活動してもらうとすごい活気が出てきますよね。それとリタイアした方が活躍出来る場、お年寄りの団体とか地域の方が活躍出来る場にもぜひしていただきたいと思います。

尾崎:私はフリーマーケットをやってほしいと思いますね。来た人は食事もするし、何かを買うし。集客の一つのツールとして、みんながウィンウィンの形になる。アクセスを生かしたという意味でもいろんな可能性が広がっていくと思います。これからの少子高齢時代は病院がサロンではなく、こういった場所がサロンになり、若者やおじいちゃんおばあちゃんのたまり場になっていく。それが本当の意味での地域創生という気がしますね。

真鍋:みなさんのアイデア、ぜひ頂きたいと思います。ワンクリックで物が翌日に届く時代です。ショッピング αの楽しみ方を提案しなければいけない。フリマのような、出店者とのコミュニケーションや掘り出し物との出会い、学びや健康づくりなど、物を買うこと以外の価値をどれだけ提案出来るかが、これからの地方都市の駅ビルの可能性だろうなと思っています。

ターゲットを絞って戦略的に

昨年2月、パリ日本文化会館で行った遍路講演 2012年4月、パリ出展事業「日本の祭り」

昨年2月、パリ日本文化会館で行った遍路講演
2012年4月、パリ出展事業「日本の祭り」

真鍋さんからは「四国の観光」について、四国運輸局初代観光部長の小幡さんと、海外からブロガーを招いて四国中を案内している尾崎さんに提案が出された。

真鍋:ニューヨークタイムズの「2015年に行くべき52カ所」に日本で唯一、四国が入ったんですね。外国から見たら県境は関係ないんでしょう。今後は島という単位で四国を捉えていく必要があると思います。

小幡:行政は、あっちもこっちもとなるのですが、限られた資源ですから広域周遊ルートということで、本来はそうした方が良いと思います。今までは四国4県がそれぞれで魅力を発信していて、結局は全部が混ざって焦点がぼけてしまうという感じもありました。今後、その辺りの議論もやっていかなくてはならないと思っています。

真鍋:また、PRは四方八方まんべんなくやるものではなく、国やターゲット層を絞り込み、集中して戦略的にしていくものかなとも思います。尾崎さんがフランスをテーマにされているように、ターゲットを明確にしてインバウンドの呼び込みを考えていくというのはどうでしょうか。

尾崎:フランスは日本の文化を受け入れて、それを広げてくれる国だと思います。ヨーロッパの人は、「フランス人が良いというものは、良いんじゃないの」という視点でフランスを見ているので、フランスを徹底的に攻めることが世界に日本の文化を広める最も効果的な戦略かなと私は思っています。「スペインやドイツはしないんですか」とよく聞かれますが、あまり効率が良くないかなと・・・・・・(笑)

真鍋:「みんなが行くところには行きたがらない」というフランス人の気質には、京都でも北海道のニセコでもない四国はかなりマッチしているのかなと思います。フランス人にとっては、日本で京都の次に四国が重要な訪問先だというくらいのブランドを目指していくのも良いと思います。そういう意味で尾崎さんには、四国運輸局の観光部長代理に就任していただきたいですね(笑)

豊富な果物、魚、野菜 幸せの形は香川にある 尾崎 美恵さん

大きなヒントは小豆島に

四国をキーワードに話が盛り上がっていますが、改めて四国の中の香川には、どのような魅力や可能性があるとお考えでしょうか。

尾崎:私は新居浜で育って、結婚して香川に来ました。愛媛とそれほど変わらないと思っていましたが、香川では地元の果物が365日毎日並んでいるんですね。新鮮な魚、野菜、そして果物が豊富。これが幸せの形だなといつも感じながら料理しています。食べ物がおいしいところというのは、我々の世代にとってはそれが全てかもしれません。

真鍋:果物や魚がおいしくて安くて素晴らしいという話は、私はとても大切だと思います。若い外国人と話をすると、観光地を見に行く旅行から、その土地の暮らしを楽しむ旅行に少しずつシフトしている気がする。ライフスタイルや生活の豊かさそのものが観光資源になるという考え方です。例えばアメリカだと今はみんなポートランドに行こうと。ポートランドはわかりやすい観光地というよりも質の高い暮らしを求めてアメリカのみならず世界中から人が集まっている。有名観光地やイベントを通過するだけではなく、少し暮らしてこの地域の豊かさを感じてもらう。そうなると、香川が日本のポートランドになり得る要素は十分にあると思います。

小幡:香川はどうなのかと聞かれると、なんとなくつかみどころがないというか・・・・・・。ただ、四国の中では非常に恵まれたポジションにいることは間違いありません。中でも小豆島は、瀬戸大橋の開通ブームで観光客が急増した当時から、観光客数がそれほど減っていないと聞きました。高松空港の案内所で外国人に何を一番尋ねられるかというと、港から島へのアクセスだそう。便利で速いからとか、新幹線が出来たからとかではなく、面倒な乗り換えを経てでもお金をかけてでも、そこに良いものがあれば海外からでも来るわけです。今、地方全体が抱える問題のひとつにアイデンティティがなくなってきたというのがあります。しかし、小豆島を訪れる人が減っていないというのは、地方にとって今後の大きなヒントになるのではないでしょうか。
 四国運輸局 観光部長 小幡 章博さん × ことでん社長 真鍋 康正さん × 四国夢中人 尾崎 美恵さん

四国運輸局 観光部長 小幡 章博さん × ことでん社長 真鍋 康正さん × 四国夢中人 尾崎 美恵さん

2016年の展望をお聞かせいただけますか?

小幡:四国運輸局では、「四国八十八景プロジェクト」を進めています。四国の景色の良いところを88カ所選ぼうというもので5月31日まで募集していますが、対象は景色ではなく、その景色を見る場所です。四国は良いところがあるのになかなか見えづらいというのがあって、お遍路のヒントも借りて、四国地方整備局と一緒に取り組んでいます。外国人観光客向けには、最長5日間、四国内の鉄道が乗り放題になる広域パス「ALL SHIKOKU Rail Pass」というのもあります。バスも使いながら、四国の隅々まで回ってもらえるような旅の提案を広域周遊事業の中で考えています。昨年、四国の外国人宿泊者数は延べ40万人。前年の28万人から1.5倍増です。このペースが続けば今年は約60万人が四国にやってきます。この60万人を狙う気持ちで四国全体の観光業界を盛り上げていきたいですね。

尾崎:東京オリンピック・パラリンピックに向けて、瀬戸内海の島が定住可能な滞在地として整備され、瀬戸内独特の多島美と温暖な気候の中で芸術活動やマリンスポーツを楽しめるスポットになればいいと思っています。廃校になった学校、体育館、教員宿舎や空き家で、誰もが創作活動や交流を楽しむ。そんな島になれば、「観光」を超える魅力ある島、地域になると思います。2016年は、その実現に向かって、第一歩を踏み出したいです。

真鍋:いま39歳。30代最後の年なので、出来ることを大急ぎで全部やりたい、生き急ぎたいと思っています。観光インバウンドというテーマで言えば、国際的な視点の中で、四国や香川や高松や島々、地域の何に本当に国際的な価値があるのかを一つ一つ発見していく、そういった年にしなければいけないと思っています。尾崎さんがされているような動きを市民の方々が少しずつ始めていけるように、私達も動かなければいけないし、若くてインバウンドに意欲的な人もたくさんいるので、そういった力をどんどん集めていきたい、応援していきたい。一人一人が情報をしっかり発信出来る時代になってきているので、私達市民が地域の価値というものを世界中に発信していく、そんな1年にしていきたいと思っています。

小幡 章博 | おばた あきひろ

略歴
1973年 兵庫県龍野市生まれ
1996年 東京大学経済学部 卒業
運輸省 入省
2001年 米国ミシガン大学 公共政策大学院 留学
2003年 内閣府構造改革特区 地域再生室 課長補佐
2005年 国土交通省航空局 成田国際空港 課長補佐
2007年 独立行政法人国際観光振興機構 ニューヨーク事務所 次長
2011年 大臣官房国会連絡調整官
2014年 四国運輸局 企画観光部長
2015年 四国運輸局 観光部長
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小幡 章博 | おばた あきひろ

真鍋 康正 | まなべ やすまさ

1976年 高松市生まれ
1999年 一橋大学経済学部 卒業
2009年 高松琴平電気鉄道株式会社 入社
香川日産自動車株式会社 取締役
2010年 高松琴平電気鉄道 取締役
2012年 アイル・パートナーズ株式会社 代表取締役社長
2014年 高松琴平電気鉄道 代表取締役社長
2015年 ことでんバス株式会社 代表取締役社長
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真鍋 康正 | まなべ やすまさ

尾崎 美恵 | おざき みえ

1954年 愛媛県新居浜市生まれ
2001年 岡山大学仏文科修士課程 修了
福山市立女子短期大学 フランス語講師
2007年 四国夢中人 結成
現在、岡山理科大学と香川短期大学で非常勤講師として勤務
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尾崎 美恵 | おざき みえ

四国運輸局

2015年7月の組織改正で観光部が誕生。他に、交通政策部、鉄道部、海上安全環境部など。高松市鬼無町の香川運輸支局では、自動車の検査・登録、監査などを行う。
確認日
2018.01.04

高松琴平電気鉄道株式会社

住所
高松市栗林町2−19−20
設立
1943年
資本金
2億5000万円
関連会社
ことでんバス株式会社
徳島西部交通株式会社
ことでんサービス株式会社
高松グランドカントリー株式会社
屋島ドライブウエイ株式会社
確認日
2018.01.04

四国夢中人

2007年の結成以来、フランス人をはじめとする外国人ブロガーの招へい事業に取り組む。フランスメディアの編集長や外国人ブロガーを四国に案内し、体験した讃岐うどんやお遍路などの文化を、ブログなどを通じて英語とフランス語で情報発信してもらう。また、尾崎さんがフランスに出向き、ジャパンエキスポへの参加や講演会の開催なども積極的に行っている。14年には欧州連合(EU)の首脳会議常任議長との面会が実現した。
確認日
2018.01.04

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