細やかなニーズに応える生産システムを
保全技術が支える

朝日段ボール

Tec✕Tec

2024.03.21

(写真左から)製造部 野中陽次さん(坂出工業高校出身)/大川凌さん(高松中央高校出身)

(写真左から)製造部 野中陽次さん(坂出工業高校出身)/大川凌さん(高松中央高校出身)

製造現場では自動化が進んでいるが、成果を上げるには設備・システムが万全に稼働するための知識やメンテナンスなどが必要となる。

朝日段ボールでは、多品種少量生産のオーダーメイド方式で顧客のニーズに応えるため、数も形も印刷デザインもバラバラの受注をどの順番、どの工程で製造すべきか瞬時にはじき出すシステムを導入。その上で各工程での自動化も進めている。

自動化は設備がトラブルなく稼働してはじめて意味があると考え、技術者たちは保全・メンテナンスの知識やスキルを研修で習得。異音や変化を見逃さず稼働中でも設備を調整するほか、部品交換やちょっとしたメンテンスも行う。

一方で、質の高い製品に仕上げるにはやはり人の経験や技術が欠かせない。段ボールシートに「反り」が出ないよう温度・湿度を見極めるなど、自動化を支える技術者の力で多様なニーズに対応している。

◆キーワード


設備保全

自社の資産である設備に不具合が生じないように見守り、必要に応じて整備を行うこと。定期的に点検を行う予防と、不具合があった際に修理や部品交換を行う事後の保全がある。

株式会社朝日段ボール

住所
香川県高松市国分寺町国分156-2
代表電話番号
087-874-1313
設立
創業1955年12月1日
事業内容
段ボールケース・シート、美粧段ボール、包装資材全般の製造・販売
資本金
3億2400万円
地図
URL
http://www.asahidan.co.jp/
確認日
2024.03.21

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