営業の武器にもなる社員食堂

くりや株式会社

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2018.03.15

くりやの社員食堂スタッフ・ 十河さん

くりやの社員食堂スタッフ・
十河さん

米穀の小売りと卸売りを行うくりやは、社屋の2階に社員食堂を設けている。2014年の秋、東かがわ市からさぬき市へ本社を移転した際に食堂を設けた。

社員に温かくおいしい昼食を食べてほしいとの気持ちもあるが、目的はそれだけではない。代表取締役の德永真悟さんは「たくさんのお米を取り扱っているので、社員にもその味を知ってほしい。ごはんの食べ比べができる場所にしようと考えました」と話す。

ごはんは毎日、日替わりで宮城のササニシキ、魚沼のコシヒカリといったように2~3種類を用意。昼食を希望する社員は前日までに申し込む。1食300円で、ごはんはお代わり自由だ。
この日のメニューは、 ラム肉と野菜の炒め物、 揚げ出し豆腐

この日のメニューは、
ラム肉と野菜の炒め物、
揚げ出し豆腐

献立を考え、調理を行うのが十河朗さん。仕出し料理店などでの経験を生かし、くりやの社員食堂スタッフになった。「みなさんの憩いの場所になれば」と話す。

食堂には、くりやのお客さんに来てもらうことも多いそうだ。「お客様にはまず見積書を出すのではなくて、会社に来てもらう。工場の設備や働くスタッフから、くりやがどういう会社なのかを知っていただくんです。それで、最後に食堂でごはんを食べ比べてもらいます」と德永さん。社員食堂が営業の武器にもなっている。
食堂の食器棚には社員の「マイ茶碗」が並ぶ

食堂の食器棚には社員の「マイ茶碗」が並ぶ

くりや株式会社

事業所
本社:さぬき市津田町鶴羽778-26
TEL:0879-49-3388
フリーダイヤル:0120-088-968
創業
1882年
創立
1980年
資本金
2000万円
社員数
26名
事業内容
米穀小売・卸売業
地図
URL
http://www.kuriya.jp/
確認日
2018.03.15

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