地域の健康の記録帳に

JR四国レコードブック

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2018.10.09

赤色を基調とした室内は、デイサービス施設のイメージを覆す。
「レコードブック」は、株式会社インターネットインフィニティー(東京都)が全国展開しているリハビリ型デイサービス。要支援から要介護1~2の認定者を対象に、外出や交流の機会を増やし、楽しく運動しながら健康寿命延伸を目指す取り組みだ。

全国に120施設あり、今回、JR四国(高松市)との共同事業で四国初出店を果たした。高松市の栗林駅前店は8月1日オープンで利用者20人、丸亀市の丸亀駅前店は9月3日オープンで利用者10人(9月21日現在)。メニューは約3時間で、トレーナーや生活指導員のサポートのもと、検温・血圧測定などの体調管理から始まり、利用者全員でウォーミングアップ、ボールとチューブを使った体操のあと、休憩を挟んで個人に合わせた歩行訓練などの機能改善運動を行う。

高松店を週2回利用する70代女性は「楽しみができた。通うことで生活が規則正しくなるのでありがたいですね」と喜ぶ。同社のヘルスケア事業部・小川耕平さんは、「地域の皆さんにとって、健康の記録帳のような存在になれば」と話す。今後もJR四国と共同で、四国4県で10数店の出店を予定しているという。

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