お菓子もアートに スイーツ芸術祭

菓子工房ルーヴ

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2019.04.23

シュガーペーストで作ったウエディングドレス

シュガーペーストで作ったウエディングドレス

菓子工房ルーヴのおんまい店(高松市丸亀町)が、4月19日に7周年を迎えた。毎年、周年企画を開催しているが、今年は「瀬戸内国際芸術祭2019」の開催にちなんで、5月31日(金)まで「スイーツ芸術祭」を行う。

スイーツ芸術祭は、お菓子の材料で造形作品を作る「工芸菓子」をおんまい店の店内に展示。全国でもレベルの高い製菓業界の作品展「ジャパン・ケーキショー東京」で、銀賞を受賞したパティシエが作ったバタークリームデコレーションケーキや、シュークリームをタワー状に重ねたクロカンブッシュなど10点が並ぶ。
チョコレートで作ったライオン

チョコレートで作ったライオン

中でも目を引くのは「ウエディングドレス」だ。砂糖を主原料としたシュガーペーストで作った千個のバラで、ドレスをかたどっている。店名のルーヴ(ドイツ語でライオン)にちなみ、チョコレートで作ったライオンも展示している。制作に3カ月ほどかかったものもあるという。

スイーツ芸術祭の作品は鑑賞無料で、撮影も可能。「いつもとは違うお菓子で、職人の技術を目でも楽しんでもらえたら。どれも迫力のある作品に仕上がりました」と企画広報室の尾﨑祐子さん。「これからもお客様が参加して楽しめる企画を考えていきたい」という。
今年初めて、瀬戸内国際芸術祭の公式商品も手掛けた。和三盆糖とオリーブオイルを使った「瀬戸内国際芸術祭オリジナル和三盆クッキー」(税込1,250円)は、4月26日(金)発売。こちらは瀬戸芸公式グッズとなるため、春・夏・秋の会期中に「海の市場」(高松旅客ターミナルビル1階の特設売り場)と、直島の海の駅内にある瀬戸芸公式ショップで販売される。

尾﨑さんは「和三盆糖が持つやさしい甘さを生かしたお菓子です。瀬戸芸ファンの方に、ぜひ召し上がっていただきたいですね」と話している。

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