地域の課題解決に向け、アイデア発表

高松高校

News

2020.02.26

高松高校では2019年度から、2年生の「総合的な学習の時間」に新たな取り組みを開始。その集大成となる発表会が2月19日に行われた。

年度の前半は、県の政策担当や地元で活躍する企業トップ、NPOの代表などを招いて講演を聞くインプットの時間。その話をヒントに、後半は自分でテーマを設定し、その解決に向けてのアイデアを試行錯誤してきた。当日は、各クラスでの発表を経て代表に選ばれた生徒が成果を発表。「鉄道事業の活性化による誰でも住みやすい香川へ向けて」「住みたい街ランキングから見た香川」など8つのテーマで、独自のアイデアを披露した。

また、会場には発表者以外の調査・研究をまとめた企画書も掲示。発案者が、掲示ボードの前に集まった生徒たちにプレゼンする時間も設けられた。

「グローバル人材を育成するにあたり、まずは地元を知ることが大事」と話す出射隆文校長。次年度への準備として、1年生も発表会に参加した。「テーマによっては、今回の研究の続きを次の学年の誰かが引き継いでより深めていく、という形があってもいいと思っています」

今後は、英語での発表や他県の高校との連携も進めたい。研究をもとに行政への政策提言もできれば、という。

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