
日本の住宅市場はこれまで「新築住宅の供給」に力を入れた政策が続き、少子高齢化が進む中で「空き家増加」の一つの要因といわれている。そこで、質の高い良質な既存住宅を社会全体の財産としてストックし、流通させる動きが全国的に広がっている。香川では、
2017年に地域内の高機能な住宅ストックの増加を目指して「さぬき安心あんぜん住宅普及協議会」が発足。良質な住宅の目安となるよう「安心あんぜん住宅」の認定も進めている。

断熱性能は改修前の2.3倍になり、年間冷暖房費3割減のシミュレーション結果も出た。耐震性能はYKK APの耐震商品「FRAMEⅡ」などを採用し、吹き抜けがある間取りでも耐震等級3相当(震度6強の地震でも倒壊しない強度)に向上した。
「プロジェクトはYKK APが全国の事業者と連携して、住まいの価値を『窓・開口部』でどれだけ向上させられるか実証するもの。持続可能な住環境の提供に貢献したい」というのはYKK AP四国支社長・瀬戸伸介さん。また、住空間設計社長・大北和則さんは「住宅ストック市場の活性化に取り組み、“つくって壊す”から“いいものを長く使う”社会への転換を目指していきたい」という。
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