私の「ソナエ」!

防災士 高橋真里

column

2021.07.01

高橋さんの備え

高橋さんの備え

防災士である高橋さんは、どんな防災グッズを用意しているのですか ? と聞かれることがあります。答えは「いつも使っているモノを少し多めに」です。

例えば、食べ物だと“災害用に特別に”買っても、食べたときに味覚が合わないと悲しいですよね。だから、缶詰や乾物、粉末スープなどは普段から食べている物を少し多めに買っておきます。袋麺も複数の種類を買っておいて、なくなると買い足しています。

普段使っている箱ティッシュやトイレットペーパー、生理用品などもまとめ買いしてストックしています。軽い物なので固定済みの食器棚の上に大きめの段ボールを置いてその中に片付けています。調理器具や食器は、コンパクトに収納できて使い勝手がいいアウトドアグッズが重宝します。

何を備蓄するかはもちろんですが、「リュックにまとめてすぐに持ち出せる」状態にしておくことも大切です。押し入れの奥ではなく、入り口付近とかすぐ持ち出せて家族の目につくところに置くこと。

中身は食料と水、携帯トイレ、タオル、メガネ、カッパ、乾電池、化粧水、洗濯ロープ、ティッシュ、小銭……になどすぐ必要になるものです。これを3日分となるとかなりの量なので、自分が背負って避難できるサイズ・重さで用意。自宅にあるものや、手軽に購入できるものを中心にそろえています。

あると便利なのは、使わなくなったスニーカー(室内履き用に)、ヘルメット、ライト、ひざ丈の脱げにくい長靴、エアマット、車用の目隠し、キャンプ用品などですが、これもいざという時に使えるよう普段から使うようにしています。

防災への備えは、被災してからどれだけ日数がたったか、によっても必要な物が変わります。そこで、家でも会社でも次のパターンで備えを考えてみてください。

①常に持ち歩くもの(いつもバッグや車の中に入れておくもの)
②非常時に持ち出すもの(リュックにまとめて、すぐに持ち出せるもの)
③少し落ち着いて(命の危機が去って)から使うもの

高橋 真里 | たかはし まり

1975年 さぬき市生まれ
1993年 津田高校 卒業
1997年 徳島文理大学音楽学部 卒業
2004年 台風16号高潮水害 高松水害ボランティアセンター運営
2006年 防災士養成講座受講
2011年 東日本大震災支援の日本赤十字社本社ボランティアセンター運営に関わる
2016年 香川大学学生を引率し、熊本地震ボランティア活動に参加
2017年 香川県多度津町水害 災害ボランティアセンター運営支援
2018年 西予市災害救援ボランティアセンター運営支援
    西予市・宇和島市支援活動
2019年 台風19号被災地支援(長野県長野市)

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