台風接近のときに、していること

防災士 高橋 真里

column

2021.10.07

台風への備えは、住んでいる地域によって違いますが、私が気をつけていることをお話します。備えのタイミングは「台風が日本の南海上に発生した」という報道がされたときです。

まずは、台風の性質を少しでも知っておくこと。天気予報を見て、天気図を見て(読めませんが)、雨が強い台風なのか風が強い台風なのか……。その上で、台風の発達をこまめにチェックし、潮見表と満潮時刻も調べます。

おおよその進路が示されると、自分が関わるイベントの調整から。影響がありそうなイベントがあれば、主催者と開催についての基準を相談し、参加者に高齢者が多い場合は安全のため早めの中止や延期判断を行います。

次は、自身の生活まわりの備えです。雨が降る前にできるだけ洗濯をして、玄関に長靴を用意します。買い物もなるべく終わらせておきますが、非常用備蓄品があるので、あまり大量に買い込むことはありません。台風が近づいてくるとベランダの日よけタープを外し、植木鉢を玄関に入れ雨戸を閉めます。

私は、生活の主体が2階にあるので、物を動かすことはありませんが、1階に主な生活の場がある方は、万一に備えて必要な物を2階に移動させましょう。強風に対する備えですが、平均風速35m/s以上になると建物に被害が出始めるようです。ガラスの飛散防止対策はしていますが、個人での対応はなかなか難しいかもしれません。

また、親戚でグループLINEを作って、情報交換をしながらお互いの安否確認にも使っています。普段使いでも便利なので、ぜひお試しください。
 情報源として特によくチェックするのが、以下の3つです。
・香川県防災ナビ
・気象庁HP(天気予報、キキクル)
・携帯に入れてある防災アプリの情報

台風以外にも大雨が予想される時や梅雨時期にも活用していますし、自分が住んでいるところだけでなく、離れて暮らす家族や親戚宅周辺の状況を調べることができます。

私は、何か特別な備えをしているわけではありません。香川は大丈夫だろう、と思うのではなく“意識すること”が大事。しっかり情報収集して早めの備えを心がけることが大切です。危険が迫る前に行動に移せるように準備しましょう。

余談ですが、宮古島の方は台風が日本のニュースになった時点ですでに、翌日に接近ということも多いので、フィリピン海周辺の天気図を気にしているそうです。

高橋 真里 | たかはし まり

1975年 さぬき市生まれ
1993年 津田高校 卒業
1997年 徳島文理大学音楽学部 卒業
2004年 台風16号高潮水害 高松水害ボランティアセンター運営
2006年 防災士養成講座受講
2011年 東日本大震災支援の日本赤十字社本社ボランティアセンター運営に関わる
2016年 香川大学学生を引率し、熊本地震ボランティア活動に参加
2017年 香川県多度津町水害 災害ボランティアセンター運営支援
2018年 西予市災害救援ボランティアセンター運営支援
    西予市・宇和島市支援活動
2019年 台風19号被災地支援(長野県長野市)

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