香川大学で寄附講義を実施

四国財務局

News

2022.04.21

四国財務局では、地域連携の一環として大学での寄附講義を実施している。2022年前期は香川大学で法学部・経済学部の学生を対象に、15回の講義と期末試験を予定している。4月20日には、2回目の講義「財政制度の基礎知識」を実施した。

90分の講義で、財政の法体系や国の予算制度などを説明した上で、少子高齢化といった社会情勢と関連づけながら国の財政の現状、国債などを講義。今後望ましい社会保障のあり方や財政健全化について考える内容も提示した。

講義を受けた3年生は、将来の進路について考え始める時期。「これまで財政や金融教育を受ける機会がなかった学生にも、社会人になっても役立つ内容を心掛けた」と講義をした丸山総務部長。

社会保障費は高齢者福祉のイメージが強く、若い世代は関心を持ちづらいが「日本の財政のあり方を議論すべき時にきている今、将来を担う世代に自身の問題として考えるきっかけにしてほしい」と話す。

記事一覧

おすすめ記事

メールマガジン登録
メールマガジン登録
ビジネス香川Facebookページ