地元企業×地域復活のプロ 「瀬戸内活性化」をテーマに対談

高松空港を玄関口に、新たな観光ムーブメントはつくれるか―。琴平バスの楠木泰二朗代表と地域ソリューションパートナーズの前田浩輝代表、パシフィックコンサルタンツサービスプロバイダ事業部インフラ経営戦略室 の田中庸介室長が4月20日、高松市の「コトリ コワーキング&ホステル高松」で対談した。本会場は、琴平バスが観光・旅行業を通じて新たな働き方やビジネスの創出を目指し、高松市に今年オープンさせた新事業。

前田代表は、2007年にリクルートに入社、宿泊施設営業や地方創生事業などに関わり、2017年に独立。現在、岡山を拠点に観光地域づくりを中心とした事業を展開している。田中室長は、高松空港の事業運営を活かし、コロナ渦に両代表と県内の観光商品開発に携わり現在では社会インフラ事業に関する新規ビジネス立ち上げも手掛ける。

楠木代表は、13 年に代表取締役に就任し、琴平町に外国人向けのツーリストインフォメーションをつくるなど官民連携の地域活性化に取り組む。
本対談は、それぞれの事業動向や活動内容を中心とした自己紹介から始まり、インフラ再構築や地域の魅力づくり、課題解決など、先行事例も共有しながら意見を交換。事業者連携や、香川の観光の将来像について語り合った。

対談の様子は、パシフィックコンサルタンツのウエブサイトで公開中。