(写真左)福山高速道路事務所 西浦 聖さん(阿南高校出身)
徳島工事事務所 住友 玲央さん(阿南高専出身)
西日本高速道路はこれらのニーズに対応するため、地域の実情・課題を踏まえながら高速道路の機能を進化させてきた。例えば「4車線化」は、渋滞が多い箇所や重大事故が発生した箇所等から優先的に工事を進め、渋滞緩和や移動時間短縮、物流機能の強化といった利便性の向上や安全性向上、災害時の緊急輸送路の確保などを目指すもの。同社は開通・供用している高速道路に影響がないよう配慮しながら、安全に遅れなく工事を進めるため適切な管理を行う。
また、スマートインターチェンジ(スマートIC)の新設事業も行っている。通行可能車両をETC搭載の車両に限定している簡易型料金所のスマートICは、従来のICに比べて低コストで整備可能。設置することで周辺地域に工場や企業が進出し、活性化にもつながるという。
もちろん、新設工事だけではなく保全・維持管理にも力を注ぐ。四国に高速道路が誕生して40年。同社は24時間365日、多くの人、物、文化をつなぐ生活に欠かせない社会インフラである高速道路の安全・安心を守り、地域の発展に貢献してきた。今後100年先の未来に向け、高速道路の進化に挑み続ける。
業務でおもしろいと感じることは。
住友 4車線化事業とスマートIC新設事業に携わっています。現場で安全に作業できているか、営業中の本線に影響はないかを確認しながら進めます。状況が流動的に動く中で、どういうふうに進めていくか自分で考え、意見したことが現場で実際に反映されていくのを見るとやりがいがあります。自分の考えを伝えるためには、専門的な知識も含め勉強が必要だと感じます。
仕事をする上で大切にしていることは。
西浦 会社の理念にも通じるのですが「利用者のことを一番に」を心掛けています。福山はバラが有名で管内のSAやPAにもバラがたくさん植えられているところがあってその草抜きや手入れを手伝ったことがあります。そこで、お客様が花を楽しんでいる姿を見ると嬉しい気持ちになります。
挑戦したいことはありますか。
徳島自動車道(土成~脇町)の4車線化工事の様子
住友 現在の現場は、工事完成という一つの目標に向かってチームで取り組む一体感が楽しいのですが、修復やメンテナンスを行う「管理」の仕事も今後経験する必要があります。管理の業務を知っておくことで工事への関わり方も違うはずです。あとは、コーポレート部門の業務にも挑戦してみたいです。
◆キーワード
スマートIC
西日本高速道路株式会社 四国支社
- 住所
- 香川県高松市朝日町4-1-3
- 代表電話番号
- 087-823-2111
- 地図
- URL
- https://corp.w-nexco.co.jp/
- 確認日
- 2025.01.30
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