
(写真左から)生産事業部 肥育事業 海部 哲央さん、生産事業部 繁殖事業 渡部 泰光さん
そんな中、七星食品は約20年前から肥育農場にアニマルウェルフェアを導入。1頭あたり1.5~2平方メートル以上の広さを確保し、床にはおがくずやもみ殻などに、においを抑制する微生物を混ぜた「バイオベッド」を厚く敷き詰めている。また、一般的に妊娠ストールとよばれる柵の中で飼育される妊娠中の母豚も、ここの繁殖農場では柵がない。1頭あたり約2.3平方メートルが確保され、のびのびと過ごしている。
設備投資のコストも手間もかかるが、アニマルウェルフェアに取り組むのは、安全でおいしい“七星の商品を選びたい”という消費者の存在があるから。今後1年以内に、すべての農場にアニマルウェルフェア導入を目指している。
◆キーワード
アニマルウェルフェア

株式会社 七星食品
- 所在地
- さぬき市寒川町石田西721
TEL:0879-43-3590
FAX:0879-43-5497 - 設立
- 1965年
- 資本金
- 3025万円
- 売上高
- 71億4000万円(2012年5月期)
- 従業員
- 154人
- 沿革
- 1951年 七星精肉店創業
1965年 (株)七星を設立
1973年 (株)七星食品に社名変更
1973年 高知工場開設
1976年 寒川町(現在のさぬき市寒川町)に本社移転
1984年 高知営業所開設
1986年 岡山営業所開設
1990年 多和ファーム完成
1992年 高知第2工場新築 冷凍食品製造
1992年 PC事業(パック肉製造)開始
1995年 東京事業部開設
1997年 差別化戦略の一環として麦豚の生産販売開始
1999年 香川県特産 讃岐黒豚、讃岐夢豚の生産販売開始
2001年 高知PC事業開始
2006年 香南ファーム完成(2000頭収容の発酵式肥育豚舎)
- 確認日
- 2018.01.04
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