スポーツへのあこがれと
競技者の情熱を応援

建築資材などを運ぶ「物流」と住宅などをつくる「建設」を軸に成長し、近年は顧客の荷物を預かる「倉庫」、仕入れから販売まで手掛ける「流通」の2分野を新たに開拓したエフエーエス。事業拡大のかたわら、「スポーツ」での地域貢献にも力を入れている。

同社には全国レベルで活躍した多種目の競技者が在籍。ビジネススキルを身に付けつつ、アスリートとして試合に出場する、地域のジュニアチームの指導に打ち込むなど、柔軟にキャリアと競技を両立できる環境だ。

2023年から主催するソフトテニス大会「エフエーエスカップ」は、日本トップレベルの選手が集まり、中小企業が運営する民間賞金大会としては異例の規模。観戦は無料、協賛企業と連携し、県外からの集客も見込んで競技と地域の活性化を目指す。利益はすべて地域と日本ソフトテニス連盟に還元。代表取締役社長の内浪達也さんは「子どもたちがあこがれるような競技像を確立する取り組み。他競技にも広げたい」と意欲的だ。