スポーツへのあこがれと
競技者の情熱を応援

吉田　小学校から大学までサッカーを続けて、大学時代に「指導者をやってみないか」と言われたことをきっかけにライセンスを取得。その時の縁で、丸亀FCのコーチを務めることになりました。小学生の指導を経て、現在は土日にジュニアユースの指導を担当しています。前職は土曜の休みが隔週で十分な指導ができないのが悩みでしたが、サッカーを通じて面識のあった当社の常務に土日祝休み・残業なしでサッカーを優先できる働き方を提案されて、転職を即決しました。

日野　私はソフトテニスプレーヤーで将来は体育教師を目指していましたが、就職氷河期で思うような就職先が見つからず……。そんな時、自身もテニスの競技者である当社の会長から「テニスをしながら働かないか」と声を掛けられました。テニスは実業団が少なくプレーヤーとしての人生設計が難しいのが実情ですが、そうならない環境をつくると言われて心が動き、入社を決めたのが約20年前。大会などがある時はそちらを優先して、県代表を務めるレベルのプレーを維持するなど、充実したテニス人生を過ごしました。現在は競技者としての一線を退き、グループ会社の取締役として経営に携わっています。

杉田　小さいころから体を動かすのが好きで、特にソフトボールに打ち込んできました。日野さんと同じく、入社のきっかけは会長に声を掛けてもらったことです。担当業務は貨物運送のドライバーですが、単に運ぶだけでなく、フォークリフトや保険営業、危険物取扱など様々な資格を身に付けて「自ら積み荷を売る・運ぶ」というユニークなスタイルが気に入っています。

吉田　指導者としての目標は、中学生の四国トップリーグ「四国クローバーリーグ」参加チームを育てた経験を活かし、全国大会レベルまでジュニアユースの力を高めること。社員としては、ちょうど当社が損害保険代理業を取得したタイミングだったことをもあり、今は出向先で保険の勉強をしているんです。しっかり学んで、いずれは保険のスペシャリストとしてキャリアを確立したいと思っています。

杉田　日曜・祝日は必ず休めるので、クラブチームなどでの練習や試合にも参加しやすく、仕事も競技も私がやりたいことを実現しやすい環境を整えてくれる会社だと感じています。プライベートと仕事は天秤にかけるものではなく、互いに補完し合うもの。夢のなかった私の前に拓いてもらった道を、しっかり歩もうと思います。

日野　私自身、ラケットを置いても会社員としてのスキルと居場所があるのはとても安心できました。自分が競技者人生を支えてもらった経験を踏まえ、吉田さんや杉田さんのような競技者の受け皿となり、優秀な人材が夢を叶えつつ豊かな人生を送れるよう、今は「支える側」として環境を整えようとしています。