
あなぶきエンタープライズの「地域活性化」
香川でも2025年に、中四国最大級の「あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)」がオープンする。4社で構成される香川アリーナコンソーシアムが指定管理者(約7年)となり、あなぶきエンタープライズはコンソーシアムの代表を務める。
同社はホテル、旅館、サービスエリア、劇場の運営のほか、現在12カ所の公共施設の指定管理者として管理・運営のノウハウをもつ。大切にしているのはただ管理するだけではなく、同じ感動や思いを共有できる“場”をつくること。そのため、自社で企画する自主公演などを年間30本以上実施している。
その理念は、アリーナ運営にも活かされる。オープンに向け、コンソーシアムを構成する他社と連携しながら今までにない魅力的なイベントや公演の誘致を進めるとともに、エンタメ目当てで県内外から訪れる多くの人たちに香川の魅力も知ってもらう、地域の人たちとも交流できる“場”をつくる仕掛けも必要だと考えている。
例えば、イベント開催時にアリーナ周辺の施設や飲食店と連携したマルシェやカフェ、特典サービスを実施する。さらには、宿泊して香川を観光してもらえるような流れをつくるなど。公演の来場者以外の人にも「わが街のアリーナだ」と愛着を持ってもらいながら、行政、企業を含め地域の人たちとともに魅力的な街づくり、にぎわいづくりを目指している。
これまでどんな施設の管理運営に携わりましたか。

あなぶきアリーナ香川開設準備室
係長・富永優子さん(土庄高校 現・小豆島中央校出身)
山下 何室か部屋がある交流センターのような施設で企画・運営を行っていました。参加者に声掛けして意見や感想を伺い、それを次の企画にどう活かしていくか。集まってくる地域の人たちのために考え、行動し、人がつながる場を生み出す仕事は好きですし、やりがいがあります。
コンソーシアムで他社と連携する意義をどう捉えていますか。

山下 主催者と信頼関係が築ければ「あなぶきアリーナ香川は使いやすいよ」というイメージも広がります。ハード面での差別化は難しい面もあるので、選ばれる施設になるにはやっぱり“人”。スタッフ一人ひとりのレベルアップも必要だと思います。
アリーナがオープンしたらやりたいことは。

あなぶきアリーナ香川開設準備室
山下結子さん(尽誠学園高校出身)
山下 県外に出かけて、コンサート後に近くの飲食店などが遅くまでにぎわっているのを見ると、香川県民としてはこんなに盛り上がっている姿を地元でも見たい!と。アリーナを訪れた人がイベント後にいかに街に向かって歩いてもらえるか。高松駅のすぐそばという交通アクセスもいい場所にあるので、県外はもちろん県内の人も高松に行ってみよう、香川を巡ろうと思えるきっかけの場所にしていきたいと思います。
◆キーワード
コンソーシアム

穴吹エンタープライズ株式会社
- 住所
- 香川県高松市古新町9-1 リーガホテルゼスト高松内
- 代表電話番号
- 087-825-0556
- 設立
- 昭和62年7月22日
- 事業内容
- ホテル・旅館事業
スポーツ健康増進事業
サービスエリア事業
指定管理者事業
関連事業 - 資本金
- 4,000万円
- 地図
- URL
- http://www.anabuki-enter.jp/
- 確認日
- 2023.09.07
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