「どうする、海外…」を支援推進課がサポート

商品の輸出や海外販路拡大を考える際には、日本と海外の法規制の違い、宗教・文化・生活様式のギャップなど、さまざまな壁が立ちはだかる。「海外進出に関心はあるが、どうすればいいかわからない」と悩む中小企業は多い。些細なことでも「これ大丈夫かな？」という時に課題解決をサポートするのが、中小機構の「海外展開ハンズオン支援」だ。

「自社商品を輸出するにあたり、規制の確認方法を知りたい」「荷物を海外に送るための手続きを確認したい」といった短期的な相談から「海外展開のパートナーを見つけたい」といった長い目線でのニーズまで、幅広く対応。中小機構スタッフとともに、中小企業診断士や通関士、大手企業の海外部門や現地法人で輸出入業務を経験した有識者など、8人の外部アドバイザーが対応に当たる。

中小機構の海外展開アドバイス支援の特徴は、「対象エリアを問わない」こと。相談時に進出したい国やエリアが明確でなくても構わない。各国の現地専門家を通じて文化的背景のリサーチもでき、どの国に進出にするかの検討段階から対応。より適切な支援を受けられるよう、必要に応じて他機関の支援事業とも連携して柔軟に提案する。