右:弦打支店 渉外担当 西田 亘徳さん(香川県藤井高校出身)
左:テラー担当 德田 千紘さん(高松商業高校出身)
高松信用金庫では、多様な研修や資格取得支援などでキャリア支援を行い、役職員が長く働きつづけたいと思える体制整備を進めている。新入職員研修では、本部で同期とともに基本的な金融知識等を学び、それを配属先で実践しながらスキルアップを図る。その際、新入職員と年齢が近い先輩1~2人を教育係として選定してメンタル面からもフォローする「ブラザー&シスター制度」も採用している。ほかにもキャリアに合わせた研修が行われている。
また、経験を重ねる中で、例えば「お客様への別のアプローチ方法が知りたい」といった悩みも生まれる。そういう場合は、実績を上げている職員が講師となり、自身の事例を紹介したり悩みに対してアドバイスしたりする実践的な研修も行い、希望者が自由に受けられるようにしている。「見て覚える」ではなく、言語化して誰もが理解できる知識として共有することが、組織全体のレベルアップにつながる。また、資格取得については、人事担当者が昇格・昇進のために必要な試験について適宜アドバイスし、通信講座を利用できる環境も整えている。
これらの取り組みは「人が財産」という考えから。多彩な研修ときめ細やかなサポートで、職員一人ひとりの仕事へのモチベーションとスキルを高めながら、地域に貢献できる人材を育てている。
これまでにどんな研修を受けましたか。
德田 店頭で商品をご提案する業務も行っています。お客様との距離感を見極めないまま急に商品をご紹介してもいけないので、どうすればいいか悩んでいたのですが、そういう時の応酬話法について研修で学べたのはよかったです。入庫1年目と2年目が参加するフォローアップ研修では、年齢の近い他の支店の人たちとも仲良くなれます。今後、もし他の支店に異動になったとしても、知り合いがいると心強いと思います。
研修を受けて変わったことは何ですか。
西田 実践的な内容の研修を受けた時は、こういう方法もあるんだと視野が広がりました。試行錯誤して、どうすべきか考える際の選択肢が増えたと感じています。あとは、資格試験のための通信講座や、試験の受験料補助など、キャリアアップのための会社のサポートも手厚いのでありがたいです。
仕事のやりがいについて。
西田 やっぱり「ありがとう」という感謝の言葉は嬉しいですし、頑張ろうという気持ちになります。今自分がやるべきことはしっかりクリアした上で、応用力も身に付けたいですし、後輩のサポートや、新しい資格取得にも挑戦したいです。あとは「これはだれにも負けない」という自分の武器を持てるようにしたいと思っています。
◆キーワード
コンピテンシー研修
高松信用金庫
- 住所
- 香川県高松市瓦町1丁目9番地2
- 代表電話番号
- 087-861-0111
- 設立
- 1949年5月23日
- 社員数
- 401人(2022年4月末、常勤役職員数)
- 事業内容
- 預金業務・融資業務・内国為替業務・外国為替業務・有価証券投資業務
- 地図
- URL
- https://www.takashin.co.jp/
- 確認日
- 2023.09.21
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