興味関心を仕事に活かし
マルチに成長できる場所

大倉工業

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2025.09.15

左から一人目:R&Dセンター ライフ&ヘルスケア開発部 ライフサイエンス開発課 宮本 菜柚さん(高松第一高校出身) 左から二人目:新規材料事業部 技術支援部 技術支援課 片桐 侑也さん(兵庫・長田高校出身) 左から三人目:コーポレートセンター 総務・人事部 人事・人財課 森下 凌さん(高知西高校(現・高知国際高校)出身) 左から四人目:新規材料事業部 技術支援部 設備管理課 宮田 寛之さん(坂出工業高校/四国職業能力開発大学校出身)

左から一人目:R&Dセンター ライフ&ヘルスケア開発部 ライフサイエンス開発課 宮本 菜柚さん(高松第一高校出身)
左から二人目:新規材料事業部 技術支援部 技術支援課 片桐 侑也さん(兵庫・長田高校出身)
左から三人目:コーポレートセンター 総務・人事部 人事・人財課 森下 凌さん(高知西高校(現・高知国際高校)出身)
左から四人目:新規材料事業部 技術支援部 設備管理課 宮田 寛之さん(坂出工業高校/四国職業能力開発大学校出身)

大倉工業のものづくりは、食品包装から電子情報材料まで幅広い産業に使われるプラスチック製フィルムを手掛ける「合成樹脂事業」、合成樹脂事業の技術をもとにPC・スマートフォンなどの液晶画面や自動車部材向けの高機能フィルムをつくる「新規材料事業」、パーティクルボードをはじめとする建築資材製造と快適な住空間づくりを目指す「建材事業」の3部門を軸とする。

そこで培った技術をベースに、社会課題や顧客のニーズ解決につながる新たな開発や、将来に向けた新規事業創出を目指すのが「R&Dセンター」。社外向けのみならず、社内各事業部の課題解決サポートなども広く担う。

「お客さまとともに成長していくソリューション企業」を掲げ、要望には柔軟なオーダーメイドで対応するため、ものづくりの分野が広く、製造を担う自社工場も複数展開している。新しい素材や技術の開発・製造、工場管理から知財管理まで、文系理系問わず様々なスキルを磨ける選択肢があることから、「やりたいことが叶いそう」「いろんなことを学びたい」と夢を抱いて入社する人も多い。学校で学んだ内容をきっかけに、実際の仕事を通じて多分野の知識と興味関心が自然と育まれていく環境だ。若手にも積極的にチャンスを与える社風を糧に、一人ひとりが「やりたかったことがここにある」と実感できるキャリアを築いている。

現在担当している業務は。

宮田 高校では電気科で学び、四国職業能力開発大学校では制御の課題を多くこなす中で、プラント制御に興味を持ちました。設備管理課での仕事は、自社で使う設備の修理・改造・トラブル対応など工場内全体の設備管理と、設備を導入する前に空間・荷重・電源の位置などの配置環境をチェックする検討・調査が中心です。

宮本 母校の香川大学と共同研究をしている大倉工業は、学生時代から身近でした。研究職を目指すにあたり、この会社ならやりたいことが叶いそうだと感じて入社。医療分野向けに「薬をつくる時に使われるプラスチックフィルム製品」の設計・製造技術を追求しています。私の専門の農学とは一見関係なさそうですが、完全にクリーンな環境が求められる医療分野のものづくりは微生物の研究環境に通じるものがあり、菌を扱うノウハウが役立っています。

片桐 私も香川大学への進学をきっかけに香川が気に入って、ゼミでもかかわりのあった当社へ。幅広い分野にかかわるチャンスが多い印象があり、PC系から機械まで社会に広く通用する技術を身につけたかった。設備管理課と同じく工場管理にかかわる立場ではありますが、技術支援課は工場設計段階からお客様とコミュニケーションをとりながら、新しい設備やシステムを導入していく業務が中心です。

今後、力を入れていきたいことは。

宮本 菌を扱える知識が強みになり、1年目から県外のセミナーに参加したり、お客様や他事業部との連携にあたったりと、いろんなチャンスをもらえています。今はOEM製品が中心ですが、提案力を磨いて新製品開発にかかわりたい。「私がつくった」と胸を張って世に送り出すのが目標です。

宮田 いずれは工場設備の責任者を務められるレベルを目指しています。責任者は工場や事務所の新設・更新に当たって全体を段取りする立場で、土壌や排水管、電気系など様々な知識が求められることから、セミナーなどにも積極的に参加しつつ現場数をこなして、知見を深めたいと思っています。

片桐 私の目標は、現在担当しているシステムに関する学びをもっと深めること。周囲にはそれぞれの分野に精通したエキスパートが多く、特に判断や作業のスピードが速くて専門知識も深い先輩は私のあこがれ。私もいつか「その分野は片桐に聞けばいい」と認められる技術者になり、設備管理課と協力しつつ技術支援課の力を発揮していきたいと思います。

◆キーワード


自己実現

職場での自己実現は、従業員が自分の能力や興味を最大限に活かしてキャリア目標を達成できること。人間の欲求を5段階で表す「マズローの欲求5段階」の最上位に位置する。「こうありたい自分」をイメージし、実現するために行動することが、企業や社会の利益にもつながるあり方が理想的。企業は、従業員が力を発揮して自己実現できるよう環境を整えることも必要である。

大倉工業株式会社

住所
香川県丸亀市中津町1515番地
代表電話番号
TEL.0877・56・1111/FAX.0877・56・1230
設立
1947年7月11日
社員数
単独1039人、連結1891人(2024年12月31日現在)
事業内容
各種ポリエチレン製品及びポリプロピレン製品の製造販売、
光学機能性フィルム等の製造販売、
パーティクルボード、加工ボード及び加工合板等の製造販売、
木材加工、宅地造成及び建物建築の販売
資本金
86億1961万6071円
グループ会社
株式会社KSオークラ、株式会社九州オークラ、株式会社埼玉オークラ、株式会社オークラプロダクツ、オークラホテル株式会社(オークラホテル丸亀)、株式会社オークラプレカットシステム、オークラ情報システム株式会社、株式会社オークラハウス、株式会社ユニオン・グラビア、株式会社オークラパック香川、株式会社カントウ、無錫大倉包装材料有限公司、尤妮佳包装材料(天津)有限公司、OKURA VIETNAM CO., LTD.、大倉産業株式会社、オー・エル・エス有限会社、大友化成株式会社、大宝株式会社、大倉工業健康保険組合
地図
URL
https://www.okr-ind.co.jp/
確認日
2025.03.06

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