ツーリングで知る 新しい土地の文化や暮らし バイクといい関係、築いています

住友不動産ハウジング事業本部 新築そっくりさん 香川支店長 温井 健次さん

Interview

2008.12.04

実はダム好きでもある。「あの大きい建造物を下から見上げたときの迫力と、堰堤をはさんだ水位の違いをみるのがたまらないですね」

出合いは高校時代

風を受けて走る感覚が好きだ。
目に入る景色、肌で感じる温度、その土地の匂い。バイクの運転は、自然を五感で感じながら移動し、スピードを出せば爽快感が味わえる。そこが気に入っている。
温井健次さんがバイクの免許を取ったのは高校2年生のとき。「都立校で特に厳しい校則もなく、バイクはなるべく乗ってこないようにという程度だったんですよ」。最初は50ccの原付き、大学生になり400ccを購入。隣県にある大学には電車とバスで2時間半かけて通っていたが、「寝坊するとバイクで1時間半かけて行ってました」

当時はアルバイト仲間とよくツーリングに出かけた。「東京に住んでいたので日帰りで鎌倉、富士山、日光、赤城山へ。だんだんと距離が延びていきました」。大学4年間で一番印象に残っているのは北海道だ。「20分以上走ってもまっすぐ、まっすぐ。富士山あたりならちょっと走ればすぐに隣の県に入りますからね。桁違いの雄大な自然とおいしい食べ物、温泉と、魅力はたくさん。ツーリングの楽しさを堪能しました」

楽しいのは、目的地をめざしている時間

就職当初は回数は減りながらも続けていたツーリングだが、ここ何年かは遠ざかっていた。「会社にバイク仲間がいなかったということと、やっぱりね、年を取ってくると危ないなと感じることがあるんですよ。でも、四国に転勤になりムズムズしてきて」。友人からバイクを譲り受け、今は1人で香川のあちこちを攻めている。
温井さん自身の新しい土地への興味関心はもちろん、仕事柄、その地域の文化や慣習をよく知っておきたいという思いもある。聞きたいもの、見たいもの、食べたいもの。たどり着くまでの途中の時間も愛おしいし、何より手段としてのバイクは最高だと思う。「受け身でない感じがいいんですよ。車で運転していていい道だなと感じたら、今度はバイクで来てみようと思ってしまうんです」

バイクの運転中は自分と向き合う時間。「様々なことを考えていますね。自分を解放できる場なので逃げ場にもなるでしょうけど、この時間があるからこそ仕事もがんばろうと思えます」
バイクといい関係を築いている温井さん。「ゆくゆくは1000ccの大型に乗りたいですね。そしていろいろな土地を知りたいです」

温井 健次 | ぬくい けんじ

略歴
1965年10月 東京都生まれ
1991年 3月 東京工芸大学建築学科卒業
1991年 4月 株式会社カドヤ建設入社
2000年 8月 住友不動産株式会社入社
2002年11月 新築そっくりさん上野営業所所長
2007年 4月 新築そっくりさん香川支店長
写真
温井 健次 | ぬくい けんじ

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