学生時代に作った持ち歌をリメーク、新たなアレンジでよみがえる青春のうた。「記念CDを作ろうと思っています」

パナソニック 四国支店長 上田 昌平さん

Interview

2008.10.02

ギターに出合った頃は、チューリップや伊勢正三が好きだったという。「歌うのは好きですよ」と上田さん。自作曲を家族に聴かせることもあるが、「おとうさん、古くさいといわれたりもして…(苦笑)」

きっかけは10代でのギターとの出合い

スポーツが得意だ。小学時代はリトルリーグ、中学校でテニスを始め、登山やボディービルにのめりこんだ時期もある。見るからにスポーツマンタイプの上田昌平さんだが、文化面の守備範囲も広い。学生時代には天体観測に興味を持ったり、写真部で活躍したりもした。そして当時熱中し、最近復活したのが音楽。曲作りと録音という。
中学校の授業でクラシックギターに触れて興味を持ち、のちにフォークギターに持ち替えた。「ギターを弾けるようになっていろんな人の曲を弾いて遊んでいたんですよ」。フォークが一般的になり、ニューミュージックという言葉が出てきた頃だ。
高校入学後、小学時代からの友人が曲作りを始めたことに影響を受け、自らも作曲に挑戦。別々にオリジナル曲を作ってはラジカセに吹き込み、「こんなんできたでと持ち寄り、お互いに聴かせて楽しんでたんです。二人の間のコミュニティですね(笑)」。小中高と同じ学校で学んだその幼なじみとは別の大学に進むこととなり、上田さん自身の曲作りは大学時代を最後に徐々に終息を迎えることに。

最新機材でよみがえる青春時代のうた。完成に近づく

それから約25年。曲作りが復活した。「数年前、例の友人が自宅にスタジオを作り、本格的な録音機材をそろえたんです」。実は上田さん自身、大学時代にはドラムセットを購入し、自作曲の多重録音に挑戦したこともある。「昔自分が作ったアマチュアレベルのものを、本格的に録り直そう。曲のアレンジも凝ったものにして、きちんと仕上げ直そうとやっているんです」。
ストックは100曲近くある。まずリズムから曲のイメージを膨らませ、コンピュータソフトを駆使して組み上げ、ギターやキーボードを重ねていく。「アレンジは基本的に友人がやりますが、相当時間がかかります。自分は、こんな感じで仕上げてと言うだけで楽なんですが(笑)」と上田さん。友人は和歌山、上田さんは現在高松に住む。学生時代に比べると二人が集まって録音作業をする時間はそうそう持てないが、充実度は高いという。
自分を凝り性と分析する上田さん。仕事にも、趣味にもストイックに取り組む。納得の録音でできあがるCD、完成が楽しみである。

作った曲はインディーズの音楽配信サイトにものせているとか。
http://www.muzie.co.jp/のサイトからアーティスト名tumabiki-renで探して下さい。

上田 昌平 | うえだ しょうへい

略歴
1960年 3月 和歌山県生まれ
1983年 3月 和歌山大学経済学部経済学科 卒業
1983年 4月 松下電器産業株式会社 入社
2003年 4月 同パナソニックシステムソリューションズ社
      公共ソリューション本部事業企画グループ
      グループマネージャー
2004年 4月 同社会システム本部企画グループマネージャー
2005年 4月 静岡支店長
2007年 4月 四国支店長
      現在に至る

※ 2008年10月1日からパナソニック株式会社に社名変更
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上田 昌平 | うえだ しょうへい

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