平成16年、台風16号による高松市内の高潮浸水状況(写真提供:香川県)
地域住民が主体となって水による被害を防ぐ「水防」という考え方
こうした水害が発生した際に適切な避難行動をとったり、平時から水害の発生を警戒・予防したりすることで人命や財産への被害を軽減する活動全般を「水防」という。各地域には水防団という組織があり、その多くは消防団と兼務していて、地域住民の生命と財産を守るための活動に取り組んでいる。
消防団による土のう積工法の訓練の様子
一人ひとりが普段から水防の意識を持つ
また、こうしたマップの活用だけでなく、普段から自分の住む地域をよく見ておくことが大切だと話すのは、香川県防災士会の長谷川修一会長だ。「洪水浸水想定区域図は、10~200年に一度、あるいは1000年に一度程度の大雨の際に河川から水があふれることによる浸水の想定図。でも実際の大雨では、大きな河川からあふれる前に小さな水路や側溝の排水能力を超えてあふれた水が低い土地に溜まって浸水や冠水が起こります。普段から大雨の際には自分の周囲をよく見て、どこに水が溜まりやすくなっているか、どの道を通れば安全に避難できるかをイメージしておくことが大切」だと注意を促す。
地域の水防を支える消防団、課題は担い手不足
成16年、台風15号による観音寺市内の土石流発生後の様子(写真提供:香川県)
新たな防災気象情報の運用がスタート
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