青と緑の香川

前・四国地方整備局長 名波 義昭

column

2016.08.18

はじめまして。6月21日付で四国地方整備局長を拝命した名波(ななみ)でございます。どうぞよろしくお願い致します。

四国での勤務は初めてですので、瀬戸標初回は高松市で暮らし始めて感じたことを述べたいと思います。最初に感じたことは、いつもすぐ近くで青い海を見ることができてほっとするということです。

私は静岡県の駿河湾西側の海岸沿いで生まれ育ちました。小中学校の夏休みには、白砂の続く遠浅の海で泳いだり遊んだりして過ごしたので、海が好きなのです。職場近くのサンポートのウォーターフロントもいいですし、山の上から眺めると瀬戸内海に島々が浮かんで見えて最高です。

少し郊外に出掛けると緑豊かな自然があることも気に入っています。3年ほど前からウォーキングを始め、昨年は一年間で皇居周辺などを2000km(新幹線で新青森駅から鹿児島中央駅に相当)歩きました。

こちらに来て直ぐに、逆打ちで88箇所巡りを徒歩及び公共交通機関で開始しました。大窪寺から女体山を経由して長尾寺への四国のみち、屋島寺への歩道、根香寺・白峯寺への遍路道などを歩きましたが、緑の中で野鳥のさえずりや虫の音が聞こえ、素晴らしいです。

この時期、登りの道は平坦なコースと違ってかなりきつく、大変汗をかきます。その分だけ水分を補給するので、土日で体の中の水分が相当入れ替わる感じです。また、緑の水田が光を受けて輝く景色は、少年時代に畦道を走り回っていたことを思い出させてくれます。

さらには、うどんが安くてとても美味しいのが嬉しいです。うどん店巡りも楽しみです。

こちらへ赴任前の2年間は内閣府防災担当に勤務していましたが、広島土砂災害、御嶽山噴火、茨城の水害、熊本地震などが発生しました。我が国では様々な自然災害が頻発することを体感しました。四国においては、南海トラフ地震への備えが重要であることは言うまでもありません。

香川県内においても、活断層が存在し、また、近年雨の降り方が激しくなってきているので、地震や洪水に対する備えは大事なことであると思います。

前・四国地方整備局長 名波 義昭

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前・四国地方整備局長 名波 義昭

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