新しいビジネスモデル続々と

かがわ産業支援財団

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2019.02.07

2月7日、かがわ産業支援財団がサンメッセ香川で、ビジネスモデルの公開プレゼンテーションなどを開催した。

同財団が主催する、革新的ベンチャー企業の創出・育成を図るための「かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ2018」には、25件の応募があった。7日は1次・2次の選考を経た、西藤翼さん(高松市)、JEBアカデミー(同)、はなはな*みかん(同)、伊吹島プロジェクト(三豊市)、友枝正千(まさち)さん(観音寺市)の5者がプレゼン。

「コンクリート構造物の塩害劣化検査サービス」を提案した西藤さんが、最優秀賞を受賞した。同サービスは、香川大学の国際特許技術を使った「成分分析カメラ」で、道路や橋梁などの劣化を検知するシステムの販売や保守を行うもの。

西藤さんは「高度成長期に建設されたコンクリート橋梁などのインフラは老朽化が進んでいます。高精度の検査サービスで社会に貢献したい」とプレゼンした。4月に起業する予定だという。
プレゼンする西藤さん

プレゼンする西藤さん

優秀賞には、ハンデのある子どもをサポートするための「療教育メソッド」の電子化を目指すはなはな*みかんと、「釜揚げいりこ」のブランド化を目指す伊吹島プロジェクト(本紙2019年1月17日号で紹介)が選ばれた。

既にビジネスモデルを確立し成功している先進的な事例を表彰する「かがわ発!先進的ビジネスモデル2018」は、医療食・介護食で「食のバリアフリー」化を実践するフードテック(三豊市)が大賞を受賞した。

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