全米一周とアジア放浪
「敷かれたレールを歩む人生は嫌でしたね。海外への旅は、どうしても実現したいことで、そのためにアルバイトをして資金を貯めていました」
認める、褒める、励ます
高松事務局のスタッフは11人。ほとんどが、高平さんが人事部時代に採用した若手メンバーだ。「スタッフも教室の先生も子どもたちも、互いが刺激し合って成長していく。それを目の当たりにできることが喜びです」
公文の最大の特長は、個人別学習。生徒は教室に通い、自分で考えて問題を解き、先生が採点する。先生が生徒を認め、褒め、励ますことを繰り返すことにより学習習慣が身につく。「"フェイス・トゥ・フェイス"。そのアナログさが貴重では」
学習者は、小学生が中心だが、実は0歳から社会人まで年齢は不問。「いつからでも人は変われます。日本も開発途上国も先進国も関係なく、世界中の教育に役立てれば」。公文教育研究会は世界48の国と地域に展開し、生徒は400万人を超える。
「認める、褒める、励ます」は家庭でも実践中。「趣味は子育て」というほどだ。2歳半の長男には、生後4カ月から絵本の読み聞かせを続けている。30分~1時間程度、毎日欠かさずだ。「教育は、子どもの可能性の幅を広げるものだと思います。何事も自分で選択できる人になってほしいですね」
高平 登 | たかひら のぼる
- 略歴
- 1974年9月 横浜市生まれ
1999年3月 中央大学商学部 卒業
1999年4月 株式会社公文教育研究会
(現・日本公文教育研究会) 入社
岡山事務局配属
2005年2月 本社人事部採用育成チームリーダー
2009年7月 郡山事務局長
2011年10月 高松事務局長
株式会社公文教育研究会
- 確認日
- 2014.05.01
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