父母ヶ浜に「コミュニケーションコーヒースタンド」開店

ウルトラ今川

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2019.10.07

株式会社ウルトラ今川(三豊市)が10月1日、三豊市仁尾町の父母ヶ浜(ちちぶがはま)にコミュニケーションコーヒースタンド「宗一郎珈琲」を開店した。

父母ヶ浜はボリビアのウユニ塩湖のような写真が撮れ「SNS映え」すると、昨年ごろから多くの観光客が訪れている。宗一郎珈琲は、父母ヶ浜が写真を撮るだけの場所にならないようコーヒーをツールに、地域住民と観光客のコミュニケーションを図り、距離を近づけていくことを目的としている。

紙やプラスチックのカップ、ストローを使用せず、ごみを出さない。提供カップは5色で、赤は「もっと綺麗な浜になってほしい」、白は「もっとくつろげる場所がほしい」、黒は「夜を楽しむ場所がほしい」、緑は「もっと三豊を知りたい」、青は「もっと水回りがよくなってほしい」という意味が込められており、どの色を選ぶかによって、購入者の興味が分かる。カップの色は集計し、多かったものから改善を進めていくという。

兵庫県や栃木県のスペシャリティコーヒーを提供(450円~)。代表の今川宗一郎さんは「地元に人が来なくなることも残念ですが、人が来すぎることで地元の人が困るのも残念です。お互いが繋がり、理解しあうことによって楽しんでもらえる環境作りを目指したい」としている。

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