学生×地元企業

レクザム編

Interview

2020.09.03

香川県内の学生が地元企業を取材し、その魅力に迫ります。今回は、株式会社レクザムの香川工場(高松市)にお邪魔しました。主力の電子機器や医療用機器の設計開発、金属加工、スキーブーツや地ビール製造などを手掛ける同社は「開発好奇心集団」を掲げています。業務内容や採用について、学生が気になることを伺いました。(文中の敬称略)

レクザムの仕事は―

取材の様子

取材の様子

住田:香川工場は、電子機器の開発・製造・販売などが主な仕事です。私が入社した50年前は、まだ「規模の大きな鉄工所」という雰囲気でした。創業時の社長から電子機器の事業化を任され、技術者を集めて試行錯誤しながら仕事に邁進しました。大手メーカーにも先駆けて、マイクロコンピュータの技術を取り入れたことと、海外進出したことが飛躍のきっかけになりました。常に新しい技術の開発に挑戦しています。

日野田:新しい事業はリスクがつきものだと思いますが、どうお考えでしょうか。また、社会貢献活動に力を入れている理由も教えてください。

藤本:様々なことに挑戦し続けるというのが、レクザムの昔からの社風です。「できない理由ではなく、できる方法を考えなさい」と、私も入社時から言われてきました。

中西:社会貢献活動は、地元へ恩返しすることによって、香川県をさらに活気あふれるところにしたいという思いで取り組んでいます。そして、若い人たちにレクザムを知ってもらいたいという思いもあります。「何の会社だろう」と興味を持ち、働きたいと思ってくれたらうれしいですね。

瀬戸:香川県出身の方はどのくらい働いていらっしゃいますか。

葛西:香川にゆかりのある社員が多いですが、具体的に「レクザムでこんなことがしたい」という理由で、県外出身者が入社するケースが増えています。大卒入社だと、2~3割ほどが県外出身ですね。今年はコロナ禍の影響で、学生の企業選びが慎重になっていると感じています。私たちも説明会などで学生に知ってもらう機会が減ってしまい、どう伝えていくかに頭を悩ませています。

南條:コロナ禍の影響で、働き方は変わりましたか。

藤本:香川工場はマスクの着用と手指の消毒を励行するほか、昼食時は時間差で食堂を利用し、ソーシャルディスタンスを保っています。東京や名古屋の拠点では、緊急事態宣言下にテレワークや時差出勤を実施しました。感染リスクをいかに下げるかを、常に考えています。

学生に期待することは―

電子機器からスキーブーツまで様々な製品を展示する「ゲストハウス」を見学

電子機器からスキーブーツまで様々な製品を展示する「ゲストハウス」を見学

住田:それぞれの学生が専攻している学問の基礎をしっかりと身に付けることが大切です。応用の仕方は会社によって異なりますから、学生のうちは何より土台を安定させておくことが必要でしょう。そして社会人になったら、それぞれの分野で活躍して頂きたいですね。

松岡:就活の時にやっておいたほうがいいことはありますか。

塩田:自分が何をしたいか考えて「軸」を決めることです。「なんとなくいいな」で受験すると、時間を無駄にしてしまいます。実際に会社を訪れて、雰囲気を知ることも大切だですね。私は、レクザムの和気あいあいとしたところに魅力を感じました。

葛西:どんな業種・職種でも仕事をする上で、コミュニケーションは大切なツールです。コミュニケーション能力が高い人は、どこへ行っても喜ばれるのでは。

藤本:ただ、自分が言いたいことを言うだけではコミュニケーションと言えません。相手が何を求めているかを理解し、それに対して適切な意見を述べられることが大事ですね。

中西:なぜこの会社を選んだのか、その思いをずっと持ち続けてもらいたい。3年後5年後にどんな仕事をしていたいのか。熱意を持った人が、企業にとって必要な人材だと思います。

松岡:将来のことを具体的に考えるコツはありますか。

中西:仕事だけではなく、生活のことも考えてみる。1年後に好きな車を買いたい、何歳までに結婚したいとか。やってみたいことを実現するために仕事があって、会社がある。目標があれば、会社の中でどうやって働くかも考えやすいと思います。

仕事のやりがいは―

塩田:私は主に採用を担当しています。私たちの会社説明を聞いて、応募してくれた学生の内定が決まるとホッとします。採用担当者の対応によっては、応募すらしてもらえないと思うので。

葛西:仕事をしていると、業務上のいろんな課題が見えてきます。改善点をクリアできると、達成感、やりがいを感じますね。

藤本:総務は採用や労務管理、設備の修繕など仕事が多岐にわたります。一つひとつの業務をこなし、無事に一年を終えると「よかったな」と、毎年思っています。

中西:この3人のように部下がいい仕事をしたとき、うれしいと思いますね。

取材を終えて

◆「挑戦する心」を学ぶことができました。数年後を見据えて行動することは、私たち学生にとって大切だと思いました。(瀬戸)
◆テレビCMを見て「知っていたつもり」だったのですが、直接お話を聞くと、こんなにも学びがあるんだと驚きました。(松岡)
◆「世界に誇る技術」を見ることができ、とても良い経験になりました。(日野田)
◆これまでの歴史や今後の展望、新しい事業への挑戦などをお伺いすることができました。(南條)

<取材をした人>
香川大学 創造工学部3年・日野田圭祐さん(前列左端)、経済学部4年・瀬戸雅也さん(前列左から2番目)、農学部3年・南條太志さん(前列右から2番目)、経済学部3年・松岡里奈さん(前列右端)

<取材を受けた人>
株式会社レクザム 取締役副社長・住田博幸さん(前列中央)、生産本部 管理部長・中西一輝さん(後列右から2番目)、生産本部 管理部・藤本規吾さん(後列左から2番目)、葛西高行さん(後列右端)、塩田千沙都さん(後列左端)

株式会社レクザム

所在地
本社:大阪市中央区南本町2-1-8
TEL.06・6262・0871
香川工場:高松市香南町池内958
TEL.087・879・3131
設立
1960年1月
代表者
代表取締役社長 岡野晋滋
資本金
4880万円(グループ総資本金44億2000万円)
従業員
1080人(グループ:国内1300人、海外1700人)
事業内容
エレクトロニクス応用製品
(電子コントローラ、医療機器他)、
半導体製造装置関連機器、自動車部品、
精密機械加工品などの開発・設計・製造・販売
グループ会社
レクザム電子四国、レクザム金属岡山、
蘇州隆祥電子・深圳先隆電子・
保山九隆酵母・昆明隆祥化工(中国)、
レクザムタイランド、レクザムチェコ 他
地図
URL
http://www.rexxam.co.jp/
確認日
2018.01.04

記事一覧

おすすめ記事

メールマガジン登録
メールマガジン登録
ビジネス香川Facebookページ