学生×地元企業

四国地方整備局

Interview

2020.12.03

左が丹羽さん 右奥が南條さん、右手前が日野田さん

左が丹羽さん
右奥が南條さん、右手前が日野田さん

ビジネス香川vol.299「イッツミー」での四国地方整備局取材に、大学生も参加しました。学生たちが気になったのは、どんなことなのでしょうか。(文中の敬称略)

南條:四国内の市町村の首長など、毎日いろんな方とお会いになるとのことでしたが、コミュニケーションを取る上で、何を意識されていますか。

丹羽:まずは困っていること、課題は何かを聞く。誰に会う時も、誠意を持って対応することを心掛けています。

日野田:被災地へ職員の方を派遣されていますが、コロナ禍を踏まえて、どのようにご対応されていますか。

丹羽:少し前までは、災害があっても感染を懸念し、外部からの応援を断る自治体もありましたが、今は少しずつ状況が変わってきました。とにかく感染予防を徹底することに留意しています。

日野田:防災の意識を高めるためには、どんな取り組みが必要なのでしょうか。

丹羽:国や県、自治体が広報し、マスコミにきっちり報道してもらう。取り組みを繰り返しやらないといけません。SNSも積極的に活用していきたいと考えています。

日野田:土木系の学生が学んでおいたほうがいいことは何でしょうか。

丹羽:専門分野に加えて、経済を勉強することをお勧めしたい。社会人としての知識や常識があってこそ、専門知識・技術が生かされると思います。

取材を終えて

◆「防災」は防波堤をつくったり、耐震工事をしたりをイメージしていましたが、何よりも住民の意識が大事なんだと感じました。自分もそうですが、「香川は安全」と思っているところがあるので、繰り返し伝えていくことが必要なんだと分かりました。(南條)

◆土木系の学生として、大変勉強になるお話を伺えました。今回のお話を参考に、自分なりに防災を改めて考えたいと思います。(日野田)

<取材をした人>
香川大学
創造工学部3年・日野田圭祐さん
農学部3年・南條太志さん

<取材を受けた人>
四国地方整備局長・丹羽克彦さん

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