
左が丹羽さん
右奥が南條さん、右手前が日野田さん
南條:四国内の市町村の首長など、毎日いろんな方とお会いになるとのことでしたが、コミュニケーションを取る上で、何を意識されていますか。
丹羽:まずは困っていること、課題は何かを聞く。誰に会う時も、誠意を持って対応することを心掛けています。
日野田:被災地へ職員の方を派遣されていますが、コロナ禍を踏まえて、どのようにご対応されていますか。
丹羽:少し前までは、災害があっても感染を懸念し、外部からの応援を断る自治体もありましたが、今は少しずつ状況が変わってきました。とにかく感染予防を徹底することに留意しています。
日野田:防災の意識を高めるためには、どんな取り組みが必要なのでしょうか。
丹羽:国や県、自治体が広報し、マスコミにきっちり報道してもらう。取り組みを繰り返しやらないといけません。SNSも積極的に活用していきたいと考えています。
日野田:土木系の学生が学んでおいたほうがいいことは何でしょうか。
丹羽:専門分野に加えて、経済を勉強することをお勧めしたい。社会人としての知識や常識があってこそ、専門知識・技術が生かされると思います。
取材を終えて
◆土木系の学生として、大変勉強になるお話を伺えました。今回のお話を参考に、自分なりに防災を改めて考えたいと思います。(日野田)
<取材をした人>
香川大学
創造工学部3年・日野田圭祐さん
農学部3年・南條太志さん
<取材を受けた人>
四国地方整備局長・丹羽克彦さん
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