オープンイノベーション拠点「Setouchi‐i‐Base」オープン

香川県

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2020.09.08

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香川県では、県外への人材流出に歯止めをかけるため、若者に魅力ある「働く場」の創出に力を入れている。その一環として情報通信関連産業の育成・誘致、さらには多彩な分野の人たちの交流からイノベーションを生み出す拠点づくりを進める。

オープンイノベーション拠点として「e-とぴあ・かがわ」の一部をリニューアルした「Setouchi-i-Base」が11月7日にオープン。コワーキングスペース、アイデアを創作に生かせる工房やテレビ会議システムも設けられる。10月12日には、県とNTTドコモ四国支社がデジタル技術を活用した産業振興を目的に連携協定を締結。取り組みの一つとして館内の5G通信環境を構築する。

「施設をつくるだけではなく、どう活性化させていくかも考えていきたい」というのは、県情報通信産業振興室・藤澤朝美室長。アプリ開発、AI、経営マネジメントなどが学べるセミナーを開催し人材育成を行うとともに、専任コーディネーターや県内外の有識者等によるアドバイザリーチームを配置し、起業アイデアへのアドバイスや個別技術指導、ビジネスマッチングなども行う。

「社会課題を解決するようなアイデアは、異分野の人たちとの交流から生まれると思います。集まる人がつながる場づくりとともに、アイデアをビジネスとして形にできるようなサポートもしていきたい」

施設を利用する個人・法人会員も募集している。詳細は問い合わせを。
087・832・3121香川県情報通信産業振興室

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