地域活性化を考えるきっかけに-イベント開催

香川活性化生徒の会

News

2022.05.20

2022年4月に、香川初の高校生によるNPO法人として活動をスタートさせた「香川活性化生徒の会」。5月には、初めてのイベント「香活祭」を開催した。

会長の白井航介さん(高松高校)は、設立について「これというきっかけがあったわけではなく、子どものころから清掃活動に参加したりするうち、いろいろな考えをもつ人に出会い、地域のことについて考えるようになった」と振り返る。少子高齢化や環境問題、郷土文化の衰退などの課題がある中で、「自分たちの世代が行動することが大切。SNSなど若い世代の情報発信・共有力も大きな力になるのでは」という。

活動として、デジタル化推進、観光、環境保全といった内容を予定しているが、「固定してしまうとその分野に興味がない人にとっては敷居が高くなる。自分の得意分野、興味のあることを活かしてより多くの人に参加してほしいので、“香川をよくすること”を活動の目的にしたい」と言う。

5月のイベントでは、前半に「地域活性化とは」「デジタル化すべきもの、すべきでないもの」などのテーマで座談会を実施。後半はYouTuberをゲストに、県内中高生のステージ、本・ランドセル回収・リユースについての説明も行われた。

今後も、学校の枠を超えて参加してくれる生徒を募り、活動を広げたいと話す。

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