フォレストック認定制度を活用し森林保全活動を支援

株式会社フードテック（三豊市詫間町）はCSR活動の一環として、一般社団法人フォレストック協会のフォレストック認定制度を通じて宮城県南三陸町の森林保全支援への取り組みを行っている。この取り組みは、フォレストック協会が認定する CO2吸収量クレジットを活用し、本社および工場で排出するCO2全量のオフセットを目指すもので、南三陸町の森林のうち9,196.7（h）を１年間保全することにつながる。「弊社が行うこの取り組みが、東日本大震災により甚大な被害を受けた南三陸町の復興支援に少しでもつながっていくことになると思うだけでも大きな喜びです」と青山光一社長は語る。

フォレストック認定制度とは、適切かつ持続的な森林管理と生物多様性保全が図られている国内森林を対象とし、制度の基準に 則り認定するもの。認定された森林から創出されるCO2吸収量を認証し「CO2吸収量クレジット」として発行、売買流通への利用を認める制度。国連･日本政府と並び、民間では唯一のCO2クレジット認定制度として8年間の運用実績があり、国内外の企業がCO2クレジットの購入を通じてCSR活動や戦略的CSVとして、企業価値の向上と社会貢献活動の融合に活用している。クレジット代金は認定森林へ渡り、植栽や間伐、林道の整備、林業機械の購入などに活用される。