「スマート農業技術見学会」開催

香川県農業試験場

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2022.09.12

水稲の自動水管理システムを説明

水稲の自動水管理システムを説明

農業の担い手不足や高齢化などが進む中、スマート農業への関心が高まっている。ニーズの高まりを受け、香川県農業試験場(綾川町)ではICTやAIなどを活用した技術開発に取り組んでいる。

8月には農業者、関係機関などを対象に、同試験場で、第1回の「農業試験場公開デー」として、スマート農業技術見学会を開催した。成果発表では、水稲の自動水管理システムや環境制御により夏場も高温になりにくい「片屋根新型ハウス」、AIを活用した土壌病害・病害虫雑草診断について、実証試験の結果が紹介された。
ミニトマト等を栽培する「片屋根新型ハウス」を見学

ミニトマト等を栽培する「片屋根新型ハウス」を見学

その後、現場で「自動水管理システム」と「片屋根新型ハウス」を見学しながら、研究員が説明した。水管理をはじめ環境制御など、農作業の負担軽減に関係するテーマであったため、参加者はシステムの使い方や設置費用について熱心に質問していた。

農業試験場公開デーは、今年度に3回開催を計画。次回は12月に開催が予定されている。

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