独自の製品と技術で差別化し
事業を成長させる

東洋炭素

Cha✕Cha

2024.05.14

写真左:生産本部PF製造部 藤村柊斗さん(観音寺総合高校出身) 写真右:管理本部人事部 豊澤梨々花さん(観音寺総合高校出身)

写真左:生産本部PF製造部 藤村柊斗さん(観音寺総合高校出身)
写真右:管理本部人事部 豊澤梨々花さん(観音寺総合高校出身)

他社には真似できない技術や製品をもつことで高い利益率を維持でき、その利益を将来に向けた設備投資や人材育成などに活かしてさらに事業が発展する。

東洋炭素は、急激に需要が伸びている半導体を製造するために欠かせない素材「カーボン」の中でも特別な設備や技術が必要な特殊炭素の製造加工に特化し、高い技術力を誇る。等方性黒鉛の量産化に世界で初めて成功し、シェアは世界トップクラス。

そんな専門性・先端性を実現する一方で、手厚い人材育成で工業科出身でない社員も数多く活躍している。例えば加工部では、入社後1カ月ほどベテランの技術者がマンツーマンで指導。5年間で765億円の設備投資を行う計画を立てており、自動化も進んでいるが、あえて手動の設備で加工の基礎をじっくり身に付ける。また、年齢に関係なく活発に意見を言い合える環境も特徴。自ら考え主体的に業務に向き合える人材の力が会社の安定的な成長へとつながっている。

◆キーワード


コア・コンピタンス

他社に真似できない「核」となる能力のこと。企業の成長と市場での優位性のもととなる。その力を経営に活かすには、優秀な人材の育成も欠かせない。

東洋炭素株式会社

住所
香川県三豊市詫間町松崎2791
代表電話番号
0875-83-6171
事業内容
高機能カーボン製品の製造、販売および関連する加工事業
地図
URL
https://www.toyotanso.co.jp/
確認日
2023.06.03

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