はなおか「香川オフィス」竣工
県内展開を加速

徳島県を拠点に注文住宅などを手掛けるはなおかは、高松市六条町に新社屋「香川オフィス」を竣工した。9月2日に完成を迎え、香川県での営業拠点として住宅関連事業を本格的に展開する。

木造2階建て延床面積511.73平方メートル。大きな吹き抜けと2階まで続く開口部が特徴で、明るさと開放感をテーマに設計された。打ち合わせ以外にも利用できるフリースペースをはじめ、キッズコーナーやおむつ替えスペース、収納可能なベビーゲートなどを設けるなど、利用者の安心や快適性に配慮している。2階には外壁材やクロス、各メーカーのカタログを揃えたサンプルスペースも設置した。

事務スペースはフリーデスク制を導入。最大80人が着席可能な会議室では、セミナーやイベント開催も予定されている。太陽光発電システムや制震装置を備え、外壁総タイル張りとするなど環境性能や耐震性も追求した。

同社は昨年、総合住宅展示場「セトラ高松」にモデルハウス2棟を出展。今月には新社屋そばに分譲型モデルハウスを完成させ、今回の新拠点を機にさらなる拡大を目指す。