

大工館1階にあるカウンター
大河内工務店では、新築の木造住宅の柱と土台には県産木材を使用している。昨年は42棟を新築した。同社の代表取締役・大河内孝さんは「県産木材は強くて美しい。香川の山林は北向きで日当たりがあまり良くないため、木がゆっくり育ち、年輪の間隔が狭まるんです」と話す。「目に優しい色合いで、自然の香りがするのが木材のいいところ。父が大工だったので、幼いころから親しんできました。大工の技術とともに、木造の伝統を伝えていきたい」
大工館の2階を、いずれ近隣住民が集うスペースにしたいという。ギャラリーとして無料貸出する構想もある。

大工館2階のスペース。いずれはギャラリーに
おすすめ記事
-
2020.03.13
泊まれる住宅「讃岐緑想」
菅組
-
2019.04.10
デンマークの学生が丸亀・本島でリノベーション
CONNECT(コネクト)
-
2022.12.28
「選ばれ続ける」高品質な家づくり
株式会社オークラハウス 代表取締役社長 辻󠄀本 賢司さん
-
2022.07.21
「いい建築」を通して、風景をつくり暮らしを支える
菅組
-
2021.05.20
夢請負師が支える 家族の“家物語”
山倉建設 社長 山倉 康平さん
-
2021.03.04
地域に感謝し日本一の街をつくる
ユーリックホーム 社長 天野 浩介さん
-
2020.12.03
建築の力でつくる「風景」と「縁」
菅組 社長 菅 徹夫さん
-
2009.11.19
変わるべきものと、変えてはいけないものがある。普遍的なものを大切にしたい。
菅組 代表取締役社長 菅 徹夫さん
-
2011.01.20
迎えた「変革の年」―多様化する顧客ニーズに「期待以上の満足」を
ヒカリ 代表取締役社長 佐藤 陽一さん
-
2011.09.01
職人が造る多種多様の プレハブを全国へ
東海ハウス 代表取締役社長 塚本 忠男さん
-
2009.05.21
ボートで培った「目標に向かって、前にまっすぐに進む」
精神が、人生を支えてきた竹中工務店 四国支社長 岡田 因善さん
最新紙面情報
Vol.412 2025年08月21日号
「ここに来て良かった」 生徒一人一人に寄り添って
学校法人村上学園 理事長 村上学園高等学校 校長 村上 太さん
モニタリングの知見を生かし 地域と「顔の見える対話」を
日本銀行 高松支店長 稲村 保成さん
諸機関と柔軟に連携し 四国の中小企業に寄り添う
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 四国本部長 田中 学さん
まち全体を一つの「宿」に見立て 古民家を核に日常風景の魅力を発信
NIO YOSUGA 代表取締役 竹内 哲也さん/菅組 社長 菅 徹夫さん
生徒の「やってみたい」が地域とつながる 進化するボランティア団体「TSUNAGU」
大手前丸亀中学・高等学校