「選ばれ続ける」高品質な家づくり

株式会社オークラハウス 代表取締役社長 辻󠄀本 賢司さん

Interview

2022.12.28

京都府出身。香川県内有数の住宅建築会社に新卒で入社したことが、住宅建築業に関わるきっかけとなった。コツコツ努力するのが好きで、当時の社長・常務・所長の仕事ぶりを間近に見ながら住宅メーカーの営業として知見を深め、充実した期間を過ごす。子どもが生まれたことをきっかけにライフプランを見直し、オークラハウスへ転職。以来17年の間に、新築・リフォーム工事約500棟を担当した。

LIXILグループ取締役会長などを務めた故・潮田健次郎が語る「住は聖職なり」「住宅は人が造る最高の商品である。人は住宅で育ち、住宅で愛を育み、住宅で憩い、住宅で余生をおくる。住宅は人生最大の買い物であり、最大の財産である。故に住を聖職とする者は努力して新知識を学び、技術を学び、誠心誠意仕事を行い、良い家を造ることを喜びとする者でなければならない」の言葉を胸に、2022年に社長に就任してからも、自ら営業の現場に立つスタイルは変わらない。

同業他社がさまざまな強みを打ち出す中、オークラハウスが重視するのは「大手ハウスメーカー水準の技術・品質」と「ローカル水準のコスト感」で過不足のない住まいを実現することだ。

2022年4月から「断熱等級5(ZEH 基準の水準)」「長期優良住宅」と認められる断熱性能を、注文住宅・戸建分譲住宅に全棟標準採用。断熱性が高い家は、家全体の冷暖房効率が高いため、光熱費を抑えることができる。

家族が安心して暮らせる仕様を標準とするために、耐震性能は最高等級3相当、さらに今年4月からは、地震のエネルギーを逃がす「制震」性能を全棟標準とする方針。「過去の地震で倒壊した建物を分析すると、最初の揺れには耐えても次の大地震で損傷を受けた住宅が多い。制震機能は、2回目以降の地震発生時に倒壊・損傷のリスクを大きく下げます」。

第三者機関による徹底した設計検査が、こうした構造の安全性と性能の高さを裏付けるエビデンスとなる。「50年・100年保証をうたうなら根拠が伴うべき。客観的な性能診断とともに、企業としての永続的な安定感も重要です」。東証プライム企業である親会社・大倉工業と中四国最大級のプレカットシステムを持つ系列会社の総合力を強みに、上場企業水準にかなう経営と品質管理を追求する日々だ。

ウッドショック下でも業績は好調。2022年、20年以上ぶりに高松市内に拠点を置いた。27年までに県内4店舗体制を整える見通しで、分譲地も積極的に展開中。今年から社内設計者を増やし、デザイン提案の充実も図っていく。「お客さまが命がけで建てる住宅と心から向き合い、喜ばれた時のうれしさが、次の仕事への原動力。衣食住の根幹を担う仕事に責任を持ち、選ばれ続ける家づくりを志高く追求したいですね」と語った。

戸塚 愛野

辻󠄀本 賢司 | つじもと けんじ

略歴
1978年 京都府生まれ
2000年 会計専門学校卒業
2022年 株式会社オークラハウス代表取締役社長就任

株式会社オークラハウス

住所
香川県丸亀市郡家町3529-1
代表電話番号
0877-56-1133
設立
昭和41年1月
所在地
丸亀市郡家町3529-1
TEL.0877・56・1133
事業概要
分譲地開発、木造を中心とした戸建て住宅の建築、リフォーム
資本金
4000万円
売上
8億2400万円(2016年12月期)
従業員数
19人(2017年9月末現在)
地図
URL
http://www.okurahouse.co.jp
確認日
2018.01.05

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