リニューアルで機能強化、多角的に「地域の今」を探るツール

四国経済産業局

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2025.12.18

企業戦略を考える際、赤字・黒字だけをみていると経営判断を誤るリスクがある。業界の成長性などの周辺情報を踏まえ、企業課題を正しく見極めるために活用できるのが、内閣府・経済産業省の分析システム「RESAS」だ。

RESASは国の統計や民間のマーケティング情報などを集約したデータに基づき、人口・観光・産業などさまざまな切り口に応じて、自治体スケールで小分類まで詳細に分析できるシステム。2015年から提供を開始し、今年3月に大幅リニューアルした。

従来は教育機関を中心に地域分析ツールとして活用されることが多かったが、リニューアルで描画速度の向上やスマホ対応といった利便性のブラッシュアップとともに、マーケティングツールとしての機能を強化。大手通信会社の統計をベースに、どのエリアにどれだけ人がいるかを示すメッシュが従来よりも細かくなり、「移動・通過」「滞在」に分けて表示が可能になるなど、企業向けの使い勝手が大きく向上している。

「分析したデータは、出典を明記すれば誰でも無料で使えます。企業課題を把握するには、商習慣に由来する人間の勘とデータに基づく客観的な分析のバランスが大切。これまで人力で行っていたデータ収集・分析をワンストップで解決できるRESASの強みを、経営判断に役立ててほしい」と、四国経済産業局総務企画部の松木健太郎さん。

使い方がよくわからない場合は、要望に応じて学校・企業・自治体向けのワークショップや研修もある。講師を務める坂口祐さんは「ヒアリングシートを元に、受講者に合わせた研修内容をオーダーメイドで組み立てます。リニューアルを経て直感的に操作しやすくなっていますから、データ分析を学ぶきっかけとして活用してほしい」と呼び掛けている。

問い合わせ先
四国経済産業局
TEL:087-811-8507
高松桜井高校で行った講座の様子

高松桜井高校で行った講座の様子

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